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Spotovsky – Vingal EP[SBWS151]

 Spotovsky - Vingal EP[SBWS151]

 – Tracklist –
 01. Vingal
 02. I got The M
 03. Blue Mountain
 04. Planetary Folk (Elteck Remix)


 - 01. Vingal


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 Release Page :
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 Release Date : 2012.11.23
 Label : SUBWISE NETLABEL

 Keywords : Electronic, Glitch, IDM, Melodic.


 Related Links :
  ≫ deeper roots stronger branches
  ≫ Spotovsky on Last.fm / on Facebook / on SoundCloud / on VK (VKontakte) / on Twitter


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ロシアンネットレーベル、SUBWISEより。レーベルオーナーでもあるSpotovsky(Alexandro Spotovsky)の作品がフリーでリリースされています。匿名性の高いnetlabel/netaudioの世界において、自身のプロフィール画像をジャケットイメージに用いるという、なかなか珍しいセンスです。

サウンドの方は、Electronica/IDMが軸になっているようで、非常に聴きやすい仕上がりです。特にM-1がフェイバリット。ゆったりとしたリズムとスペーシーなシンセが作り上げる、コズミックなイメージ。その中を泳ぐメロディは透明な鳴りでありながら、ノスタルジックに響きわたる―冷たいクリアなキューブが、宇宙的な空間につみあがっていくような、無機的な美。バックで聴こえてくる、Glitchによるわずかなねじれも、単調な流れを回避する、よいフックになっている。

と思ったら、M-2’I got The M’でいきなり、サンプリングベースのハイテンションがさく裂する。断片化されたフレーズが繰り返されるエディット感満載のトラックだけれど、このあたりのセンスは、DJとしての顔も持つ彼らしい。M-3やM-4は、再び落ち着いた雰囲気のElectronica/IDMになっている。M-4においてはやはりアトモスフィリックな空間と、シンセのささやかなレイヤーによって作られる、コズミックなイメージが広がっている。また、このトラックのリズムは一見バスドラムがひっぱる調子なのだけれど、よく聴くとDrum’n’Bassのようなパターンが含まれていて、細かい芸が効いている。リフレインする空間の流れとレイヤーのわずかな起伏によるメロディ、それらが作り上げる空間に、終盤で湧き上がってくる電子音。それだけで、気持ちがよい。コズミック・ドリーム。ゆるやかな調子の中にあるドリーミィなラッシュ感は、旧くはShoegaze、最近であればPost-DubstepやChillWaveなどともリンクしているように思う。

わずか4トラックの収録ですが、聴くほどに味わい深い。まだ引き出しを持っていそうな気配なので、今後のリリースにも期待します。今作については、小手調べ的な佳作というイメージか。上記のdeeper roots stronger branchesにおいては、自身のトラックも含めたPodcastも公開されているので、興味のある方は訪れてみてください。


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(CC) by – nc – nd 3.0



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