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Subdaio – Amazon EP

 Subdaio - Amazon EP

 – Tracklist –
 01. Sunrise
 02. Rainfall
 03. Curandero
 04. Ayahuasca
 05. Rio


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 Release Page :
  ≫ [ bandcamp ] / [ mediafire ] Download Free!

 Release Date : 2012.06.09
 Label : Not On Label

 Keywords : Amazon, Ambient, ChillWave, Hip-Hop, Sample-Based.


 Related Links :
  ≫ Subdaio on Flavors.me
  ≫ Subdaio on Facebook / on SoundCloud / on bandcamp / on Tumblr / on Twitter / on YouTube


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アメリカのミュージシャン、Subdaio(Bhanu Rangra)の作品が、bandcampを通じてフリーでリリースされています。彼はこのほかにもプロジェクトをもっている様子ですが、今のところはこのSubdaioがメインになっているようです。

タイトルの“Amazon”という言葉、そしてジャケット画像にある密林の遠景。ここにあるサウンドは、それらから生まれるイメージを裏切らない。出だしからして、雨の音や鳥の鳴き声、遠雷の音などが聴こえてきて、まさに熱帯雨林のイメージが、頭の中に立ち上ってくるではないか。そして流れ出す、朝の目覚め、あるいは朝露を思わせるような、ゆるやかな、丸みのある電子音と、スローなリズム。引き続き雨を含む環境音が聴こえてくる“Rainfall”では、少しだけ感傷的なフィーリングが顔を出す。雨が止むのをぼんやり待っているような、何をするでもない、空白の時間が訪れる。

彼の影響源にはHip-Hopが大きくあるようなんだけど、実際今作では(そして今作以外でも)、さほどその要素は強くない。M-3以降、メロディが控えめになり、アナログタッチのぼやけたAmbienceと角のないリズムがトラックを引っ張るようになるけれど、このあたりからHip-Hopらしさを感じるくらいで、どちらかといえば、この幻想感にはChillWaveというタームの方が似合うように思う。M-4では民族音楽だろうか、どこかAncientな調子の歌声が冒頭にフィーチャーされていて、より作品からくるAmazon感、未開の地というイメージが、かきたてられる。

ラストの‘Rio’においても、変調されたシンセチックな声部が使われていて、それは森の奥深くからの呼び声のような、不思議な幻想感。ここまで聴いてくると、全編において、作品冒頭からの環境音が持続していることが分かる。これが作品の統一感を生み出している一因でもあるのだろうけれど、やはり彼がトラックの中に込めた、サウンド面でのフィーリングが一定に保たれていることも、大きい。SoundCloudなどで他のトラックを聴く限り、決してこのカラーが彼の特色ではないことが分かる。つまり今作はコンセプチュアルな作品であり、それは見事に成功しているといっていいだろう。この統一された空気感たるや。メロディが強くないし、各トラックが短いので、繰り返しリピートしても飽きがこない。それどころか繰り返すうちに、その密林感はやがて環境の一部、Ambientとなり、心地よさを生みだすだろう。

ChillWave, Hip-Hopでアマゾンを感じさせるという、ベタなようでいて、ここまできっちりやってくれた作品もあまりないように思います。インパクトはないけれど、良作。トラックはたくさんあるようなので、また他のカラーでまとめた作品もリリースしてほしい(SoundCloudから個別にダウンロードはできるんですけど)。



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