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Мой Сосед Лао Цзы – Light [BL_25]

 Мой Сосед Лао Цзы - Light [BL_25]

 – Tracklist –
 01. Morning To You
 02. Draw Days Of Light
 03. Founded Place
 04. Crawling (Linkin Park Cover)
 05. Fe2O3
 06. Jump Start
 07. Try To Be Someone (Spring Field Cover)
 08. Breathing ([List of TV Shows] Shot in Las Vegas Cover)
 09. It Hurts (Angels & Airwaves Cover)
 10. Space Adventures
 11. You Are My Best Friends In The World
 12. Master Chin
 13. Seaside (The Kooks Cover)
 14. Kiko Oma



 - 01. Morning To You




 - 06. Jump Start


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 Release Page :
  ≫ [ Internet Archive ] / [ ifolder ] Download Free!
    (※ifolderからのダウンロード方法については、こちらを参考にしてください)

 Release Date : 2012.11.14
 Label : BleepLove

 Keywords : Chiptune, Electronic, Emo, Melodic, Pop-Punk.


 Related Links :
  ≫ Мой Сосед Лао Цзы on Last.fm / on bandcamp / on VK (VKontakte) / on PROMODJ


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ロシアン・チップチューン・ネットレーベル、BleepLoveより。Chiptuneデュオ、Мой Сосед Лао Цзы(My Neighbor Lao Tzu)の作品がフリーでリリースされています。以前の作品を紹介した時にも書きましたが、もともとはポスト・ハードコアをやっていた二人が始めたユニットで、当初はАлексейというメンバーがいたようですが、2010年に彼は離脱、現時点のメンバーはАндрей ГондаとАндрей Порубовの二人であるようです。

彼らの場合、名前の表記のスタイルがいくつかあるので、当初はなかなか彼らの作品だと気付けなかった。まずロシア語、キリル文字表記でМой Сосед Лао Цзыが公式だと思うんですが、英語表記のMy Neighbor Lao Tzu(これだとすぐ分かるけれど)、あとはそれを省略してMNLTなんてのもある。今作の場合、レーベル側の表記がこのMNLTだったので、これがまさかMy Neighbor Lao Tzuの略だとは気付けなかった。聴いてみて、やたらとMelodicなChipstyle/Pop-Punkだったので、探ってみたら彼らに行き着いたという次第。なんだお前らだったのかよ!っていう。

というわけで、以前やっていたというポスト・ハードコアの名残だとは思うんですが、ゴリッとしたギターやドラマチックな曲展開を躊躇せずに盛り込んだ、ChipstyleのPop-Punk作品になっている。この手のサウンドってめずらしくないとは思うんです。ChipMetalなんかもそうだけれど、Chipsound/Chipstyleに豪快なギターやドラマチックな曲展開を積極的にとりいれた作風というのは、確実にひとつのジャンルとして定着していて、作り手も聴き手もすでに存在している。じゃあそういう作品を聴くときに、サウンドの新奇性以上に気になる点がどこかという話だけれど、もちろんPopか否かという点も外せないんだけど、サウンドの落としどころがどこかっていう点が、私は気になる。トータルでみた場合に、バンドサウンドに寄っているか、それともChipsoundに寄っているか。

このMy Neighbor Lao Tzuの場合は、土台がChipsoundだと思うんですよ。その中でPopなPunkやEmoに通じる音を鳴らしている。だからバンドサウンドにピコピコ音をとりいれたのとは、向きが違う。また決してPunk/Emoに染まりきっているわけではなくて、あくまでもそのエッセンスをChipsoundの中に放り込んで、気持ちのよい音を鳴らしてくれている。だから表現としては、Pop-Punkであり、Chiptuneでもあるのだ。融合。バランス感覚がすごく優れている。それを象徴しているのが、今作の‘Jump Start’だと思うんだけど、いきなりSka Punkなイントロで高揚感を出したあと、すぐにChipsoundが鳴らされていて、でもこの急激なスイッチングにも関わらず、スムースな聴き心地がある。これはすごい。

M-4, 7, 8, 9, 13はカヴァーになっている。ハードコア~オルタナ~ファストパンクをChipsoundとブレンドして見事にMy Neighbor Lao Tzu色に染めているんだけれど、このカヴァーに見てとれるように、彼らの志向のひとつとして、バンドサウンドが作り上げるケミストリーというものがある。それをChiptuneで作り上げるというのはすごくすごく難しいことだけれど、彼らはそこに向かおうとしているようにも感じる(特に上に書いた‘Jump Start’を聴くとそれを強く感じる)。‘Fe2O3’やラストの‘Kiko Oma’では、ハードな音からはやや距離を置いて、メランコリックな一面も見せてくれる。その幅広さも魅力のひとつだ。

少なくとも現時点では彼らの最高傑作ではあるまいか。Chiptuneという点から見ても、異論はあるかもしれないけど、やはりすぐれたアルバムだと思う。過去の作品も気になる方は、上記のリンク先をたどるなどして、探ってみてください。


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(CC) by – nc – nd 3.0



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