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Netaudio explorer

b o d y l i n e – OCEAN DRIVE (7″)

 

 – Tracklist –
 01. (side A) OCEAN DRIVE
 02. (side B) BROADWALK instr.



 - 01. (side A) OCEAN DRIVE


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 Release Page Download Free!

 Release Date : 2013.03.09
 Label : Not On Label

 Keywords : ChillWave, Japanese City Pop, VaporWave, VGM, Yuki Saito.


 Related Links :
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謎のトラックメイカー、bodylineの作品が、bandcamp上でフリーで公開されています。公開されている情報ではイタリア出身(もしくは在住)のようですが、それ以外の情報はありません。

これまでにも複数の作品を公開していますが、それらがVaporWave直系のサウンドだったことと比べると、今作はちょっと毛色が違う。その毛色の違う部分が私の琴線に触れました。まず第一に、ジャケット画像をみるとゲーム画面と思しきものが用いられている(一瞬MSXの“ハイパーラリー”かと思ったが、違うようだ)んだけど、内容(というかM-1)もそれに合わせた作りになっている点。車、ないしはバイクの走行音が挿入されていて、レースゲームのBGM、つまりVGMの体裁になっている。VaporWaveに連なる作品で、VGMを意識したものはあまりないように思う。

次にその、肝心のサウンドなんだけど、これもまた面白いというのが、二点目。スピーディなリズムと軽いシンセの醸すチープ感が先行する中、ピッチ変化された歌声が挿入されてくるんだけど、これがVaporWaveで定型化しているChopped & Screwedとは逆で、ピッチを上げた形なのが印象的。しかもしかも、その歌というのが、まあ当然はじめは分からなかったんだけど、私頑張って調べましたよ(例によってホントは全く頑張ってないです)。そしたら何と斉藤由貴の‘Lucky Dragon’だった! YouTubeで聴ける原曲(コチラ)も聴いてみましたが、全然ここにある形と違う! 80年代の日本のシティ・ポップス(異論はあるかもしれないけど)を、ピッチ変化させて、チープでちょっぴりトランシーなバックトラックに埋め込んで、レースゲームのVGMにしてしまうという、この類まれなるセンス! すげー。疾走感の中にあるエアリーな空気、そしてポップでキュートな味わい。なんという中毒性。確かにこの辺、ちょっとイタロ・ディスコに通じるかもしれない。

そしてM-2(7″を意識した収録形式でいうところのB面)は、対してチルアウトな空気が充満している。全力疾走したあとの、虚脱感、気だるいひと時だ。適度な重量感と、ゆるやかなメロディ。夕暮れの浜辺。オレンジが揺れる海面。やがて夜が訪れ、頭上に星が輝く。涼やかな風が身体を冷ましていくような心地よさ。

たったの2曲入りなんだけど、バランスがすごい良くて、これはこれ以外の形はちょっと考えられない。見事な完成形じゃなかろうか。気になった方は、他の作品も上記bandcampからどうぞ。すべてフリーです! あとSoundCloudでも多数のトラックがストリーム再生可能です。



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