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e-few – fall

 e-few - fall

 – Tracklist –
 01. fall





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 Release Page Download Free!

 Release Date : 2013.05
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Electronica, IDM, Vocal.


 Related Links :
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ロシアのプロデューサ、VeellことArtyom Romanenko。具体的なところは明らかにされていませんが、彼が携わっていると思われるプロジェクト、e-fewの新しいトラックがフリーで公開されています。e-fewが初めてお目見えしたのは、2011年にリリースされたVeellのアルバム“Dreamorphing”。そのあと単発で“ifyou”や“hope”といったトラックを、フリーで配信してきています。前回から、トラックに合わせた形で映像も公開されるようになっており、今回もそのスタイルが採用されている(実際映像の公開の方が先だったと記憶している)。

前作にもまして、幽玄な空間が広がっている。ハープのような、弦楽器の透き通った旋律と、ゆるやかなリバーヴによるAmbientな音空間、ひかえめなリズム。それだけでも、どこか美しさの底に黄昏たものを感じさせるのだけれど、さらにそこにe-fewのヴォーカルが加わることで、もうひとつ、世界が広がってくる。

ささやくように唄うその声は、メロディをなぞる歌としてはもちろん、まるで何かの祈りや呪文のようにも響き、このトラックにあるミステリアスなイメージを増幅する役割をもっている。映像の方では、森の中で子供たちが動物を模した奇妙な被り物をして、何かの儀式をしている様子が描かれている。曲調のせいもあるんだろう、その様子はどこか、オカルティックですらある。落ち葉が敷きつめられた森の空き地で、不思議な行動をとる彼らは、もしかしたら人間ではないのではないか、そんな風にも見えてくる(結局最後には4人の子供たちは姿を消してしまう)。子供たちが戯れる魔法の時間というよりは、“何か”の到来をまっているような、後ろ暗いイメージがつきまとう。そのイメージはfallという言葉がもっている秋以外の意味、落下や倒壊、低下といったもの―どことなく負のニュアンスのもの―に、結びついていく。

そのあたりが、前作とは対照的かと思う。“hope”では神秘的な中にも解放感があったのだけれど、今作では逆に内側に落ち込んでいくような、内省的な感覚が強い。秋の物悲しさ、魔法の持つ神秘性、子供たちの無邪気さ(残酷さも含む)。伝承童謡や数え歌のような、子供らしさと不気味さの同居。非常に幻想的。次回は是非まとまったリリース―EPやアルバム―を期待します!


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e-few – fall



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(CC) by – nc – nd 3.0



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