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The World Will Tear Us Apart – Teenage Jesus And Casualties EP

 The World Will Tear Us Apart - Teenage Jesus And Casualties EP

 – Tracklist –
 01. Teenage Jesus and Casualties
 02. Chill in the Rain
 03. Sunday
 04. Sunday (Ryo Arimura remix)



 - 01. Teenage Jesus and Casualties


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 Release Page :
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 Release Date : 2013.10.06
 Label : Not On Label

 Keywords : Alternative, Depression, Electronica, Indie, Shoegaze.


 Related Links :
  ≫ flavors.me/the_sekaizu
  ≫ The World Will Tear Us Apart

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京都の4人組ユニット、The World Will Tear Us Apart(TWWTUA)。彼らの1st EPがbandcampを通じてフリーでリリースされています。完全に後追いな私は今ごろ彼らを知ったわけですが、よいですね。最近は毎日、朝晩に聴いてしまいます。

4人組なんだけど、バンドバンドした音にはなっていません。曲に合わせてドラムの使い方が異なるというか、打ち込みを利用したようなフラットな調子に聴こえるときもあれば、ライヴ感を重視したようなダイナミックな響きのときもありまして、そのあたりが理由かなあと思います。

ディレイ、リバーヴを効かせたシンセとギターが浮遊する中、物憂げなヴォーカルが泳ぐタイトルトラック‘Teenage Jesus And Casualties’。ユラユラとした、音の響きを生かした空間処理なんだけど、サビになると後方でShoegaze的なギターが轟いていて、Dub meets Shoegazeな聴き心地はなかなかにユニークです。作中で最もセクシャルなイメージをはらんでいるM-2‘Chill in the Rain’は、男女ツインヴォーカルで、雨の日、気だるさの充満した部屋で行き場を失くした男女のありさまを、深海に例えているようにも受け取れます。歌詞がまたよいんです―“ほつれた毛糸をもてあそぶ指先が/また次のくちづけを誘う口実”なんて、すごくイメージふくらみます。その前にも“途切れた会話の意味を問うのはやめて/はだけたシャツの裾を濡らす口実”なんてあります。沈黙のシーンから浮き上がるエロのイメージがすごい(もちろん私の個人的解釈ですが)。

M-3‘Sunday’が打って変わって、バンドサウンドで一気に解放感を出しています。メロディもPOPで、一度聴いたらすぐに頭の中で再生可能です。歌詞がまた“夢を見るのは面倒で/腰をふるのも面倒で”なんてあります(スゴイなあ)。この感覚どこから出てくるんでしょうね。‘最近の’、なんて言葉をつけなくても、すでに私が学生の頃にも、若者に対してこういった“無気力・無関心・無感動”を指摘する言説はありました。現代、最近の若者がどうかということは置いておくにしても、“生きることに対する面倒臭さ”という矛盾を、たった2フレーズで表現してみせるこのセンスは、類まれではないでしょうか。しかもメロディはPOPなんですよ! 研ぎ澄まされ感ハンパないです。

ラストはマスタリングも手掛けたRyo Arimura氏によるM-3のリミックス。原曲のバンドサウンドを丸ごと取り払って、エレクトロなPOPチューン的意匠を凝らしています。中途ではバリバリのエディットを差し挟んだりと、まさにリミックスな仕上がり。でも決して歌詞を殺すことはしていなくて、TWWTUAの憂鬱な世界観は生きています。お見事です。

陰りのあるPOPなバンドサウンドを軸に、エレクトロニクスを取り入れたスタイル、そして死と夢の間(あるいは死と生[性]の間)でゆれるような、思春期的・抑うつ的な感情を込めた歌詞。聴いていて頭の中でリンクしたのは、sleepy.abや、メレンゲ、死んだ僕の彼女など。あとは‘Chill in the Rain’にある、リフレインによる陶酔と浮遊感からは、fishmansのようなダブ・ポップ的なものを感じたりもします。まだまだ変化しそうな予感がします。今後のリリース、活躍にも期待しております。ライヴも観たい。


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Credit :

“Teenage Jesus And Casualties EP” [SEKAI-002]

All lyrics written by Keita Tanii
All songs written by The World Will Tear Us Apart

Produced by The World Will Tear Us Apart
Mixed and engineered by Ryo Arimura and The World Will Tear Us Apart
Recorded and Mixed at B103, B104, C108 and bedrooms
M4 remixed by Ryo Arimura
Mastered by Ryo Arimura

Illustration –
cover art: Mizuki Takaishi

Art direction and design:
Shoji Ohashi

The World Will Tear Us Apart are
Keita Tanii (Vocals, Bass, Synth)
Aya Kokubu (Vocals, Synth, Guitar, Percussion)
Shoji Ohashi (Guitar, Synth, Percussion)
Hitoshi Tominaga (Programming, Drums, Vocals)

Contact:
flavors.me/the_sekaizu
twwtua.bandcamp.com
the.sekaizu@gmail.com

Thanks to:
KULMC, Subway Tozai Line, Fandaze, Ragchewshack, all our family and friends




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