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X.Y.R. – Big Calm[SST26]

 X.Y.R. - Big Calm[SST26]

 – Tracklist –
 01. Message in a bottle 
 02. On the beach (daydream)
 03. Underwater calm
 04. Calm in see
 05. Blue sky an’ calm
 06. Inner calm
 07. Moon bath
 08. Calm in trees



 - 02. On the beach (daydream)


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 Release Page :
  ≫ [ main ] / [ mirror ] / [ xyr’s bandcamp ] Download Free! / pay what you wish.

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 Release Date : 2013.11.23
 Label : Singapore Sling Tapes

 Keywords : Ambient, Drone, Field Recordings, Lo-Fi, Synthesizer, Tropical.


 Related Links :
  ≫ x.y.r. on SoundCloud / on bandcamp

  ≫ x.y.r. on FFM (Far From Moscow)

  ≫ 2muchachos stuff
  ≫ 2muchachos on Facebook / on SoundCloud / on bandcamp


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(おそらくは)ロシアン・カセットテープレーベル、Singapore Sling Tapesより。ロシアのミュージシャン、X.Y.R.ことVladimir Karpovの作品が実質フリーでリリースされています(もちろんカセットテープでの購入も可能)。Recent music herosにおいて、“Some best albums in 2013”にも選ばれていた作品です。

今作以前にも彼は同レーベルからRobinson Crusoe (lost soundtrack)をリリースしていて(現在カセットはソールドアウトしていますが、X.Y.R.のbandcampから入手できます)、そちらもTropicalでドリーミィなAmbient/Minimal Synth作品でしたが、今作はその流れを、音楽的にもコンセプト的にも継承している作品とみてよいでしょう。

ジャケット画像(というかケース画像というか)からして南国感を押し出していますが、収録されている音も期待にたがわず、鳥の鳴き声など環境音をまじえた、Tropicalフレイバー。でもトライバルというか、土臭さ、土着的な様子はまったくありません。たとえこのサウンドで描かれているシーンが無人島だとしても、そこには孤独感や寂しさというのはなくて、平穏でのどかな、島での一日のサイクルを過ごす者に訪れる、魂の安息があります。

M-2‘On the beach (daydream)’―ビーチで昼寝でcalm, M-3‘Underwater calm’―魚獲りに潜った海でcalm, M-5‘Blue sky an’ calm’―青空みながらcalm, M-6‘Inner calm’―瞑想しながらcalm, M-7‘Moon bath’―月光浴でcalm, M-8‘Calm in trees’―木の上で就寝しながらcalm、ということで、まるで無人島生活一日の流れを好意的に描いたかのようなシーンが連続します。実際人の手が入っていない無人島で暮らしたら、ひたすらサヴァイヴでしょうし、そこには血や肉といったワイルドなイメージしか浮かんでこないんですが、この作品はひたすらに夢を見せます。ふわふわ、ひよひよとした、アナログシンセの音色は、極彩色のゆるやかなうねりにリスナーを引き込みながら、なおかつノスタルジアを誘発します。

その音の揺らぎは、島を照り付ける日光のように、そのリフレインはビーチによせては返す波のように。ひなびた、のどかな景色が広がります。目を閉じて、ゆるりと聴くのがよいと思います。もちろんヘッドフォンで。入浴しながら聴くのもよいかもしれません(これはやってみよう)。‘Moon bath’なんかは、Brian EnoのAmbient musicみたいなちょっとした暗さも秘めていて、なんだかレトロなミステリー/ホラー映画のサウンドトラックのようにも響きますね。ここにあるTropical/Lo-Fi/Minimal SynthなAmbient、やはりカセットテープレーベルであるフランスのCarpi Recordsのサウンドと、共振するものを感じます。

余談ですが、Vladimir Karpovは2muchachosというバンドのメンバーとしても活動しているようです。エクスペリメンタルタッチのAmbient/Electronica/Folkサウンドで、今作とも決して遠くない音です。興味のある方は、上記リンク先を訪れてみてください。


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all music was made in period feb – sep 2013 (at his bedroom in St.Petersburg, Russia)
used stuff: analog synth formanta-mini, pedal effects, loop station, mic and field rec.
“big calm” it’s like a message in a bottle from Robinson that you once found on the seashore;



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