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Suètar – Putes al despatx

 Suètar - Putes al despatx

 – Tracklist –
 01. Bruta
 02. Putes al despatx
 03. Tenteres
 04. Empilles
 05. “Com?” El meu flow és impecable. Muacs.
 06. Sip
 07. 梶木 ~Kajiki~
 08. A Fia De La Gosda Weh
 09. Refrà
 10. Broda (hit freestyle 2013)
 11. Objectius a la vida



 - 01. Bruta


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 Release Page Download Free!

 Release Date : 2013.12.03
 Label : Not On Label [on bandcamp

 Keywords : Electronica, Hip-Hop, Rap, Soft, Strange, VaporWave.


 Related Links :
  ≫ Passadís Gúsca
  ≫ Suètar on bandcamp / on YouTube (as Gabriel Tija)

  ≫ This Deep Well on Last.fm / on Facebook / on SoundCloud / on Tumblr


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ZOOM LENSからリリースを行っているThis Deep Well。彼のサイド・プロジェクトであるSuètarのアルバム“Putes al despatx”がフリーでリリースされています。

このSuètar、ソロなのか複数人によるユニットなのかは不明ですが、個性派ぞろいのZOOM LENS勢の中でも異彩を放っていた“From”を作り上げた彼のこと、一筋縄ではいくまいと、まずはリリースページを訪れて、ジャケット画像を一目見た私、時節柄のせいも多分にあるでしょう、“もしやVaporWaveか?”と鼻息荒くしたわけですが、聴いてみて今度は口から“フフッ”と息が漏れました。見事に予想の斜め上をいくサウンドでした。

Hip-Hop/Rapが基本にあるんでしょうけれど、まーゆるい! “ゆるふわ”どころか“ゆるゆる”ですよ。実際VaporWaveは無関係ではないと思うんです(上記のブログでも何かしら関係したことを書いているようなんですが、いかんせん言葉が分からないので、彼のVaporWaveに対するスタンスは分からないままです)。冒頭のM-1やM-2からして、このチープなシンセサウンドと、レトロなコマーシャル・ミュージックのようなムードの広がりは、やはりそこからの影響を感じざるを得ない。しかしそこに乗っかってくるのが、まさかのRap!っていう。面白いじゃないですか。しかもこれはリズムに乗っているのかいないのか(なぜだかLou Reedの歌唱を思い出させるような)、絶妙なノリ。迫りくるDIY感がたまらない。アドリブなのかどうか、途中で笑い声とか聴こえてきます。

加えて彼独特のソフトな発声・歌唱があるので、ややもするとThis Deep Wellもそうであったように、Shibuya-Keiを感じさせたりするものだから、さらに奇妙で面白い。トラックによっては、まるでお洒落なボサノバに似合いそうな雰囲気がある、ジェントルな声質。プロフィールによれば、彼はスペインはバルセロナ出身のようで、そうすると使われている公用語はカタルーニャ語、ということになるかと思うんだけど、普段聴きなれない、その滑らかな響きは、奇妙さを助長するとともに、今作の味わいをさらに独特なものにしている。

隙間の多い、ゆるゆるなHip-Hop/Rapに終始するだけではなくて、ところどころでThis Deep Wellの片鱗を感じさせてくれます。M-3, 9の脅迫的なシンセサウンドや、M-4, 11にある、浮遊感と疾走感が混じり合った、不思議な味わいなどは、“From”とも共通する部分があります。M-5はひときわPOPなんですが、このメロディ、どこかで聴き覚えがある気がして…、どこだったろう…、カヴァーかなあとも思ったんですが、結局分かりませんでした。下に動画を貼りつけておきますので、この奇妙な絵面(えづら)と共にお楽しみください。ついでに“梶木 ~Kajiki~”もどうぞ! まんま梶木だった(笑)!

VaporWaveを彷彿させるVHSなシンセサウンドと、ソフトヴォイスのRapという組み合わせはとてもユニークで、しかもそこに、こなれた様子のないDIYなフラフラした調子がスパイスになって、唯一無二のサウンドができあがっています。特にメロディに富んでいるわけではないのに、繰り返し聴きたくなるこの中毒性。それはきっと、闇に目を凝らすような感覚だと思うんです。よく分からないもんだから、必死になって正体を知ろうとするような。気が付いたときは、この奇妙なサウンドが耳に染みついて、折に触れ、頭に上ってくるようになるのです。お、恐るべし! このどこにも組しない、孤高のストレンジャー感。大好きです。ちなみにタイトルの“Putes al despatx”、翻訳にかけたら、ポンッとこんな言葉が出てきました―“オフィスでみだら”。あわててジャケット画像を見直しましたが、大丈夫、女性の顔から突き出ているのは、みだらなものではなかったようです!


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“Com?” El meu flow és impecable. Muacs.






梶木 ~Kajiki~




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