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Go Dugong – WAS

 Go Dugong -  WAS

 – Tracklist –
 01. Chalk (feat. LIFE & LIMB)
 02. Wonder Bro
 03. Total Body Workout
 04. Running Out (feat. Welcome Back Sailors)
 05. Fallin



 - 01. Chalk (feat. LIFE & LIMB)


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 Release Date : 2013.12.23
 Label : LebensStrasse Records

 Keywords : ChillWave, Electronic, Hip-Hop, Melodic, SynthWave, Vocal.


 Related Links :
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Sun GlittersSlow MagicなどのChillWave系トラックメイカーを擁する、ポルトガルのLebensStrasse Recordsより。2013年のクリスマス、の前々日にリリースされたGo Dugongの作品。イタリアントラックメイカーの彼はこれまでにもいくつかのシングル、EPをリリースしていますし、複数のコンピレーションにトラックを提供もしています(同レーベルからも7インチ“Carry A Flag”のリリースがあります)。この作品はもともとは彼のフォルダの中で隅に追いやられていたようですが、あまりにも惜しいということで、作業再開、リリースという運びになった様子。そういう(蔵出し的な)経緯も関係しているのか、今作はレーベル初の独占的デジタルリリースとなっていて、他の形では手に入れることができません。

これまでにも客演経験のあるLIFE & LIMBやWelcome Back Sailorsが再びヴォーカルとして招かれていますが、彼らが関わったふたつのトラックがダントツで抜きんでています。特に冒頭の‘Chalk’はフェイバリットです。都会の夜に浮かびながら、ネオンの底にゆっくりと沈んでいくような、きらびやかな浮遊感。空間をやわらかく舞う、中性的な歌声は、アトモスフィリックで、とてもドリーミィ。私の頭に思い浮かんだのは、Prefab Sproutの‘When Love Breaks Down’でした。共通したイメージがあります。

Hip-Hopのビートとファンキーなギターフレーズ、Bleepyなシンセ、コロコロ、キラキラとしたWavyな電子音、これらを絡めてミニマルに進むエキゾチックな‘Wonder Bro’、小気味よいリズムにヴォーカルサンプルをまぶしてアッパーに仕上げた‘Total Body Workout’を通過して、‘Running Out’。アトモスフィリックで深遠な出だしから一転し、ヴォーカルはやがてエモーショナルに歌を響かせてきます。ヴォーカルサンプルやストレンジな電子音が入り乱れて背後に浮かんでいるので、耳をそちらに傾けると、どこかサイケデリックな気配も漂ってきますが、基本的にはウタモノなのでしょうね。歌を聴かせるような作りになっています。

ラストはSynthWaveチックなコズミックな電子感もありながら、Chopped & Screwedをかましたような編集的な歌声を重ねることで、哀愁とサイケデリアを同時にふりまく混乱のHip-Hop/Downtempo/ChillWave。

過去の作品と比べてみても全然遜色ないし、なぜ片隅に追いやっていたのか分からないくらい、素敵な作品です。音を重ね合わせて、あるいは組み合わせて、複雑(それはときにサイケデリックな)テクスチャーを作るやり方は変わりないと思うんですが、そこにメロディを忍ばせるようになってきたような、そんな気がします(そういう意味では“Carry A Flag”の延長線上です)。他の作品でもヴォーカルトラックがありますが、やはりそこにおけるPOPさが頭ひとつ飛び出ているので、このPOPのエッセンスをどうかインストゥルメンタルなトラックにも積極的に持ち込んでほしいです。

ちなみに今作、リミックス作がリリースされています! 特定のトラックだけではなくて、作品丸ごとのリミックスです。その名もWas Rmxs。フリーで手に入れることもできますので、興味のある方はとりあえずストリーミング再生で、聴いてみてください。


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Artwork by Enrico Boccioletti



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