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Halo Twins – Damn It The Color Name

 Halo Twins - Damn It The Color Name

 – Tracklist –
 01. Orange
 02. Night Dance
 03. Picture Of The Day
 04. Poolside
 05. Pictures Of The Day (Osamu Ansai Remix)



 - 03. Picture Of The Day


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 Release Page Download Free!

 Release Date : 2014.04.27
 Label : Not On Label

 Keywords : ChillWave, Electronic, Indie, Pop, Synthesizer, Vocal.


 Related Links :
  ≫ Halo Twins on bandcamp

  ≫ Kensei Ogata on SoundCloud / on Twitter
  ≫ talk on bandcamp

  ≫ asoboys on Facebook / on SoundCloud / on bandcamp


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九州は熊本のPost-Rockバンドtalkのフロントマン、Kensei Ogata。そして同じく福岡のインディー・ロック・バンド、asoboysのYuitsu Tsuda。Dead Funny Recordsからもリリースのある2バンドの2人が組んだユニットが、このHalo Twins。

このユニット自体は今作が初作なんですが、2人とも上記のようにこれまでの活動歴があるわけで、それについては私、今回初めて知ったんですよ。asoboysはガレージライクでサイケデリックなギターポップ、talkはエモーショナルでセンチメンタルなPost-Rock/Shoegazeサウンドが基軸にあるように思うんですが、じゃあ単純にそれらを掛け合わせたようなサウンドがここにあるのかっていうと、どうやらそうではありません。

そもそもtalkの核であるKensei Ogataさんはソロでも作品をリリースしていて、上記のDead Funny Recordsから出ている“Her Paperback”に耳を傾けてしまった私は、その疾走するスウィートネスに脳天直撃。GuitarPop(あるいはネオアコ、またあるいはスウィディッシュポップも感じる)からShibuya-keiからShoegazeまでをどん欲に飲み込みながらもスマートなサウンド。カラフルなキーボードとShoegazingなギターレイヤーを疾走感と共に鳴らす在り方には、やはりLetting Up Despite Great Faultsあたりの新世代Shoegazeバンドとの共振を感じたりも。

と、話が逸れてきているので戻しますが、ここにあるのはOgataさんの作品において顕在化しているスウィートなShoegaze etc.を底に忍ばせながらも、よりElectronicな音作りに比重をおいた、エレクトロニック・ポップなのです。M-2などはディスコテックなリズムやファンクなギターリフを用いたシンセサウンドで、ドリーミィな夜の風景を演出。このベッドルーム・ディスコな気配は両者各々のプロジェクトでは見られなかったと思います。新しい予感。

M-3が私のフェイバリットなんですが、アタックの強い電子音とセンチメンタルなメロディ、バックで鳴り響くキラキラとした電子音、ウィスパー気味の歌唱はドリームライクで。サビでの軽やかな飛翔がまたタマりません。スウィートな陶酔感と感傷的なフィーリングが融合したダンサブルなサウンドは、古くはNew OrderみたいなPost-Punkの気配も感じるし、グッと身近に引き寄せると、私の好きなポリバケツメガホン(新作はないですかねー)のキラッとしてピコっとしたサウンドにも通じるものがあります。

M-5はタイトル通り、夏を感じさせるんですが、その夏は目の前にはないような、空虚感。遠い夏。追憶の夏。荒野にポツリとある枯れたプール(思い出すのは平野太呂さんの写真集“POOL”だ)。そう、この空虚感というヤツが今作の特徴でもあって、確かに煌びやかでとてもPOPではあるんだけれど、どこかにニヒルな気配も感じるんですね。現実に足をつかまれて夢に手が届かないなら、いっそ目を閉じて、現実から遠ざかる。孤独に見る夢はとても甘美だけれど、同時にとても切ない。だから、ニヒルに笑う。甘美な世界に埋め込まれたこのどうしようもない諦念のカケラというやつは、上記の“Her Paperback”にも嗅ぎ取れるのです(その辺りは空白依存症さんの同作に対するレビューでも触れられている)。

ラストは新潟のトラックメイカー/プロデューサ、Osamu Ansaiによるリミックス。この辺りはたかしくんレコーズでのコラボレーションが縁になっているんでしょうか。ヴォーカルはそのまま生かされていますが、バックトラックは原曲よりも抑制され、きらびやかな輝きは消されています。淡々とした進行に喪失感を感じさせる歌。そのことがかえって寂寥感をあおります。作品を締めるにはふさわしいトラックかと。

どういうきっかけでこのプロジェクトに至ったのか分かりませんし(talkもasoboysもライヴ活動休止中ということも関係あるのかな)、曲作りにおいてどういう役割分担なのかも分かりませんが、とにかくすばらしいエレクトロニック・ポップ。傑作です。上にも書いたように、メンバーの2人が関わっているどのプロジェクトとも異なる(似て非なる)サウンドがあるということが、好ましいです(日本語詞のChillWaveという目線でとらえると、ことさら新鮮に響きます)。今後の活動にも期待しちゃいますよ!

ちなみにKensei Ogataさんの“Her Paperback”発売時のインタビューはコチラ(読んでみるとRocketshipの影響が一番デカかったようです!)。さらにせっかくなのでasoboysとtalk、Kensei Ogata名義のトラックも以下に。



 - asoboys – Sea of Love



 - talk – Aquarium (from “Waltz for Feebee”)



 - Kensei Ogata – Her Twinkle Eyes (from “Her Paperback”)


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note :

 Halo Twins are:
 Kensei Ogata
 cuddlydominion.flavors.me
 Yuitsu Tsuda
 deadfunnyrecords.com/artist/asoboys/
 twitter.com/yuitz

 Thanks To:
 Osamu Ansai – Remix on Tr.5
 soundcloud.com/osamu-ansai
 twitter.com/o_sa_mu
 Taikou Fukuda – Photography
 umitoshonen.flavors.me


***
source is yamanotedreams. thanks.




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