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East Troy – East Troy

 East Troy - East Troy

 – Tracklist –
 01. Interleak
 02. Carseat Dreams
 03. Los Únicos Dos
 04. Softerall
 05. Rose Dreamdate
 06. Tiffanice
 07. 2Serious
 08. Save The Last
 09. It’s The Same To Me



 - 02. Carseat Dreams


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 :: cassette tapes are also available. ::


 Release Date : 2014.06.10
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Chill, Electronic, Melodic, SynthWave, Vocal.


 Related Links :
  ≫ AMhour
  ≫ East Troy on SoundCloud / on bandcamp


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ミネアポリスの音楽ユニットEast Troyの作品です。AMhourという、ミュージック・コレクティヴ?、レーベル?に属しているようですが、詳しくは調べきれていません。

もともとはsloslylove経由で今作を知ったんですが、このユニット自体も彼とは無関係ではないようです。sloslyloveがLady Midnight, Adeptと組んだユニットVANDAAMを、以前ココでも紹介しました。そのあとにもうひとつ、やはりsloslylove, Adept, そしてPink Rangerが組んだユニットDogiというものがありました。それを通過しての今回、このEast Troyは、そのPink RangerとAdeptが組んだもののようです(今あげたユニットはいずれもAMhourに属しています)。つまりDogiマイナスsloslyloveという形。

不思議なのは、にも関わらず、DogiよりもVANDAAMに近しいような気がするところ。Chillでコズミックな空間を生かしたSynthWaveにウィスパー気味の女性ヴォーカルが乗る。メロディはノスタルジックな部分も多分にあって。sloslyloveがいないので、彼が得意とするバウンシーなサウンドはぜんぜんなくて、リズムがありつつもアトモスフィリックな空間が広がっている。

そのある種の(心地よい)気だるさは、喧噪の夏が過ぎ去ったあとにフト訪れる哀愁にも通じる。あるいは(私にとって)ノスタルジックな表現をすれば、学生時代における、プールの後の授業、そこにあるジンワリとしたウェットなボンヤリ感。実際、中盤にある‘Rose Dreamdate’は非常に短いけれど、確かにトロピカルなフィーリングを放っていて、どこか悲しげなヴォーカルと相俟ってそれは、否応にも過ぎ去った夏(それは楽しかった思い出の象徴)を思わせる。続く‘Tiffanice’の終盤で繰り返されるコズミックなシンセが、そんな古い記憶を宇宙に散らしていく。

メロディにしろ、音のアタックにしろ、パンチにかけるきらいはありますが、逆にいえばその薄味こそが今作の美味しさ。電子のざらつきを持ちながらも、保たれる、ゆるやかな流れと浮遊感。その中にあるひそやかなノスタルジア。諦念というよりも耽美性を漂わせる歌唱は、Shoegazeに通じる部分もあって、恍惚を誘う。目を閉じて、耳を傾け、一歩を踏み出せば、いつかの宇宙が広がる―


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All Songs Written And Produced By East Troy
Mastering By Jesse Marks
Minneapolis 2014



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