ABRAcaDABRA

Netaudio explorer

Majin Bu – Hologram [PPR#276]

 Majin Bu - Hologram [PPR#276]

 – Tracklist –
 01. Piranha
 02. Inventory
 03. Zeta Reticulae
 04. Thug Lyfe
 05. Red Drank
 06. Grapefruit
 07. Carpetrist



 - 06. Grapefruit


+ + +


 Release Page Download Free!

 Release Date : 2014.11
 Label : Pure Potentiality Records

 Keywords : Ambient, Electronic, Trap.


 Related Links :
  ≫ Majin Bu on SoundCloud

  ≫ BENSTEPNER.COM
  ≫ Ben Stepner on Last.fm / on Facebook / on SoundCloud / on bandcamp / on Twitter


+ + + + + +


みんな大好き魔人ブウだよ! Ben Stepnerが運営するアメリカのPure Potentiality Recordsからリリースだ! 邪悪な魔導師、ビビディが造り出したと言われている魔人ブウ、ってもこの魔人ブウは実はBen Stepnerとd/nyceのフュージョンってなもんで、いやそんなことは隠しごとでもなんでもなくて、プロフィールに普通に書いてあるんだけど、ああ、このノリを押し通すのは疲れるんで、そうそうに止めておきますが、このMajin Buは今書いたようにBen Stepnerとd/nyceのユニットです。どちらがどういう役割とか、詳しいことは分かりませんが、Pure Potentiality Recordsを通じて多くの作品をリリースしてきています。

d/nyceについてはよく分からないんですが、ここでBen Stepnerについて触れておきましょう。私が彼を知ったのは、Treetrunkからリリースされていたsky(2009)というAmbient作品です。ワン・トラックで12分のそのピュアなトーンのAmbientは、まさに秋晴れの空を流れる雲の眺めを音像化したようなすばらしさで、すぐさま私は魅了されましたし、これまでにも何度も聴いています。しかしそれ以降Ambientな作品はリリースされず、自身のレーベルPure Potentiality Recordsを通じて発表されるのは、JazzやHip-Hopに傾倒したものばかりで(少なくとも私はそう判断してしまった)、そちらにアンテナが強くない私は、気にはすれども、追いかけてはいなかったわけです。リリースが異常にハイペースなこともあり(複数のプロジェクトで複数作立て続けにリリースするものだから、全部聴いてる方がスゴイかもしれません)、ツマミ聴き程度で終わってしまっていました。

で、ある日レーベルのリリースページを眺めていたら(リリースのジャケットイメージが全部貼りつけてあるので微妙に重いんですな、コレが)、このMajin BuのYoshimitsuが目に留まったわけです。名義も面白いし、気になってちょっと耳を傾けてみたら、あるトラックでPerfumeがサンプリングされててすごくビックリしたんですよ。もちろんトラックのエディットネタにおいてPerfumeを使うってのはまったく珍しくないし、国内外問わず多くのトラックメイカーが素材として使っていますが、Ben Stepnerがそんないわばメインストリームに感化されたようなことをするとは露ほども思ってなかったんです。これは意外だなと思って、最近の動向をうかがってみると、これまでのようにHip-Hopもひとつの軸としてありながら、そこからの興味の派生でもあるのか、VaporWaveやTrapに接近したようなサウンドも披露していて(特に80’SVideodromeあたり)、いわゆる“置きに行った”のとは違う、シーンへの共振を感じたりして、がぜん興味がぶり返してきたわけです。Bstep vs Joe Hisaishi(!)なんて作品もあって、やっぱりこの人隅におけないなって思ったり。

リリースペースから考えても、サウンドを追及して煮詰めるというよりは、興味あるサウンドをラフスケッチのようにバンバンと形にしているんだと思います。だからワンフレーズを生かしたミニマルなトラックが多いんだと思います。このMajin Buの場合は特にTrapに焦点を当てているように思いますが、“Yoshimitsu”あたりから何となく聴きやすさを意識しているような節が感じられて、これから聴く方は是非“Yoshimitsu”以降をおススメしたいです。近作のCityも、冒頭のラッシュ感や、‘Stratego’にある80sなフィーリングは新鮮に響きますし、サウンドのフォーカスが定まってだいぶ聴きやすくなっている印象です。当初はその“City”をピックアップしようと思っていたんですが、ではなぜ今作を取り上げてしまったのか。

それはM-6の‘Grapefruit’、このトラックのメロウでノスタルジックな空気にヤラれてしまったからです。Trap風のチキチキしたビートと、フワフワと雲のように浮かぶシンセ、遠くでエコーする断片的な人声。Cloud RapやTrillWaveの範疇にも入るであろう、非常にAmbientな聴き心地で、他のトラックとは一線を画しています。木々の間から日差しが漏れてくる遊歩道を思い出と共に歩く、ロンリーだけど、その思い出はそんなに悪いものじゃない、そんな、温かくてサニーな光景が目に浮かぶ、ファンタジックなトラックです。こんなトラックをふいに放り投げられたら、すごく気になってしまう。ということで、これからもBen Stepnerの動向には気を配ります。ただ、彼のペースについていく自信は、ない(断言)。

なんだか、作品の紹介というよりは、Ben Stepnerを振り返る、みたいになってしまいましたが、たまにはこんな投稿もよくはないでしょうか。せっかくなので、“Bstep vs Joe Hisaishi”から1曲、‘Mononoke’を貼らせてください。ところでこの“Hologram”のジャケットイメージは“エイリアン・ネイション”? 違うかな。



 - Mononoke (from “Bstep vs Joe Hisaishi”)

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。