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Famicom Fountains – PROGMAN​.​EXE

 Famicom Fountains - PROGMAN​.​EXE

 – Tracklist –
 01. Loading…Please wait
 02. tempex.dir
 03. SALES BONUS
 04. Please insert a disk into drive A
 05. minesweeper marathon 92
 06. office X-MAS party
 07. PRIME TIME エンターテインメント
 08. スクリーンセーバー FLYING WINDOWS
 09. ☺☺☺ BUSINESS CLASS NAP ☺☺☺
 10. 影響 [Impact]



 - 02. tempex.dir



 - 06. office X-MAS party


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 Release Date : 2014.06.03
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Easy Listening, Lounge, Melodic, VaporWave, VGM.


 Related Links :
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台湾は台中市のプロデューサ(らしい)、 Famicom Fountainsの作品です。2014年リリース。これが最新作ではありませんし、この他にも複数作品は出ていますが、今作がもっとも耳に残りました。

まさに雨後の竹の子のごとき出現率を誇り、クオリティはピンキリ、その音楽的な定義さえ定まらない様子のVaporWaveは、やっぱりどうしてミステリアスで、解けるべき(解かれるべき)謎がソコにあるような気がして、ついつい惹きつけられるわけですが、そんな中で、この“PROGMAN​.​EXE”が耳と目に留まった理由、特性というのは何なのでしょうか。自分でも気になったので、考えてみます。

いきなり総じていうと、ワケの分からなさが薄いということでしょうか。あの、よくも悪くも思わせぶりな(この感覚は私の中でいわゆる“サブカル”とリンクします。上手く言えないけど)調子が感じられないというのが、大きくあるような気がします。ヴィジュアルイメージを見てみても、実にストレートに思えます(見慣れていない人にはおかしく見えるだろうけれど)。Commercial music/NewAge的なさわやかなバックグラウンドに、Windowsで枠をつけたPC感。画像からは分からないけれど、下部にある帯はTDKのVHSビデオテープのものです(120分テープ、3倍モードで6時間録画ですね。だから6hrsとある)。このVHS感。まんまストレートにVaporWaveでしょう。分かりやすいです(よい意味です)。

音楽的にはどうかという部分ですが、(サンプルベースにしろそうでないにしろ)メロディを生かした作りになっていて、実にリラクシン。このイージー、平易な調子はまさにEasy Listeningといってもよいでしょう。後半に入ると、サンプリングにチョップとスクリューを効かせたスタンダードなVaporWaveトラックもありますが、私が好んでいるのはそちらではなくて(Wham!の‘Last Christmas’をエディットした‘office X-MAS party’は安易だけどちょっと好き…)。

M-1にある、このイージーなPC music感たらどうですか。ちょっとエスニックなヒーリングミュージックみたいな、パーカッシヴなリズムとノスタルジックなサウンドのメロディ。終盤のスローダウンぶりがちょっとヒネってますが、この潔さ、クリアな感覚、好きですね。M-2もこの流れを引き継いでいて、たまりません。レトロなアドベンチャーゲームの捜査中に流れてきそうな、VGMっぽさ、粒子の粗い背景画や人物画が浮かんできそうじゃありませんか(こういう感じです。別にこれである必要はないですが)。

スピリチュアルなNewAge/Ambientにエディットボイスを被せた‘スクリーンセーバー FLYING WINDOWS’のヘヴンリーな調子や、イージーなJazz/Lounge調のカフェミュージックをスローにゆがめた、まさにNAP(午睡)な‘☺☺☺ BUSINESS CLASS NAP ☺☺☺’も印象的。ラストはM-1のテイストに巻き戻ったのか、ラテンなイメージもあるシンセティックなエモーションサウンドで締められます。

ということで、全体的に明るい調子と言いますか、Popというと言い過ぎですが、アザーサイド、向こう側なイメージはかなり弱い、ライトなVaporWave―Easy Listeningになっています。とか思っていると、“砂漠のカメラレッスン”収録の‘リンゴソーダ’などは、いきなり官能的セリフ挿入のイマジネイティヴ/エロティックVapoWaveで意表を突かれます。面白いですね。VaporWaveってやっぱりPunkと同じように作り手自身にも新たな可能性を提供しているんじゃないでしょうか。こういう作り方でもいいんだなって(よいか悪いか分かりませんが)認識が広まったというか。AlternativeといえばAlternativeなんでしょうか。と、疑問を提示したところでオシマイ。



 - リンゴソーダ



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