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Capo Blanco – Carribean

 Capo Blanco - Carribean

 – Tracklist –
 01. intro
 02. carribean
 03. new memories
 04. a promise love



 - 02. carribean


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 Release Date : 2014.01.01
 Label : Not On Label

 Keywords : ChillWave, Electronic, Island music, Melodic, SynthWave.


 Related Links :
  ≫ Capo Blanco on Facebook / on SoundCloud / on bandcamp


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これがロシア産ChillWaveだ! の一言で終わるのも面白いかと思いましたが、それだけではナンなので、何か書くことにしました(ひどい出だしでスイマセン)。

Capo BlancoことAidar Salihoffは、これまでにもフリーで小品を複数リリースしてきています。でも聴いた中では断然この“Carribean”がおススメです。前に聴いたときはなぜだかVaporWaveチックに感じてしまったのですが、改めて聴いたら、めちゃくちゃChillWaveサウンドでした。それも極上のヤツです。人の耳というのはアテにならないものです。

‘intro’―朝焼けの海岸を思わせるシンセの幕開けから、ゆるやかに歩み始めるリズム。シンセの上を転がる澄んだメロディと、アクセント的に用いられるパーカッシヴなサウンドが、黄昏たトロピカルなイメージを脳内に広げていきます。続くM-2‘carribean’が個人的には白眉です。バウンシーなリズムに重なるフワリとしたシンセ、差し挟まれるクリスタルライクなメロディと、横から飛び出すブラスの音色、なんだかよく分からない笛のような音がまた、エキゾチックな響き。シンプルなくせにやたらと吸引力があって、耳を傾けずにはいられません。

多少トーンダウンしつつも、ネオンカラーが海から空へと鮮やかにしみ込んでいくような、哀愁のSynthWave―‘new memories’。いつかどこかで見たような、でもここで初めて見る景色は、そう、ニュー・メモリーズ。なぜだかファミコンの“グーニーズ”のエンディングを思い出してしまいました(こんな感じ)。レトロ・メモリーズなサンセット・ビーチ。

ラストは、ザラついたシンセの波で圧迫しつつ、不意のクリスタルなメロディで放たれる浮遊感が心地よい‘a promise love’。淡々としたミニマルなサウンドの中にも波が漂っていて、リスナーの耳をとらえて放しません。

このご時世に音楽の産地で色眼鏡をかけるのも噴飯ものかもしれませんが、しかしロシアの音楽にこんなイメージはないでしょう。少なくとも私はありませんでした。だからこそ余計に刺激が強いのですね。そもそもCapo Blancoってどういう意味なんでしょう。イタリアのナポリ、ティレニア海に面した沿岸に同名のレストランがあるようですが、詳しいことは分かりません。少なくともその辺りから、やはりビーチに関連した名前だと想像することはできますし、このアイランドサウンドだからこそ、そのネーミングが選ばれたのでしょう。

しかしアイランドサウンドなChillWaveの奥底に、どこかしら透明感、凛とした調子が漂っていて、それがアクのなさに通じているのかもしれません。尺も短いですし、リピートして聴きながら、遠いまなざしで過ぎた夏を客観視しましょう。そこには暑さはありません。メモリーズ。透明な夏。



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