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new world – 2300

 new  world - 2300

 – Tracklist –
 01. 2300


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 Release Page

 Release Date : 2015.09.22
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Deep Space, Drone, VaporWave.

 Related Links :
  ≫ new world on bandcamp



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アメリカはコネティカット州ニューロンドン発と思われるプロジェクト、new worldの作品です。2015年8月から投下が始まって、はや6作目。50刻みで増え続けるタイトルの数字は何か意味があるのでしょうか。

どの作品もワントラックで構成されていて10分前後という尺で、すべてのジャケットイメージは宇宙を映したもので統一されています。そこから予想されるサウンドと言えば、多くの方の頭にはAmbient/Droneが浮かぶでしょうが、まさにここにあるサウンド、new worldが作るサウンドはそれなわけです。

いやでもちょっと待てよ、タグに“VaporWave”ってあるけれど、どういうことだろう?って思いますよね。まあその意図はともかく全然関係ないタグを使うというパターンもなくはないので、それもありなんですが、このnew worldは作品のいくつかを通して聴いてみると、何となく感じられるものがあるのです。

作品によっては確かにこれはちょっと違うかなってものもありますが(つまり真っ当なAmbient/Drone)、たとえば“2050”にあるちょっとクラッシュな調子の、ソフトノイズなAmbient/Droneや、“2150”における持続音とスローに瞬く電子音の拮抗によるドリームスケープなどは、VaporWaveに通じるかもしれないし、面白く感じます。

そしておそらくこの“2300”が現時点でもっとも表面的にはVaporWaveに接近した作品ではないかと思います。中盤まではピュアなAmbient/Droneが続きますが、やがてモコモコとした不定形のアンビエンスが顔を出し始めたあたりから、空気が切り替わるんですね。その出現の感覚がとても新鮮で、面白かったんです。bandcampのコメントに先に書かれてしまいましたが、そうこれは“VaporDrone”という呼称が相応しいのです。あまり聞いたことないワードだけど、ここにはそれが最も当てはまる。

技術的なことは私はよく分からないのだけれど、おそらくはVaporWaveの手法をAmbient/Droneに持ち込んでいるのではないかと思います。もちろんそのフィーリングを持ったAmbient/Droneというのはこれまでにも聴いたことはありますが、しかしまた感触が違うのですね、new worldのサウンドは。VHS感や、80sのヴァイブ、ノスタルジアといった、レトロスペクティヴなベクトルがまったく感じられないのがユニークです。

インパクトはありませんが、宇宙の片隅でヒッソリと光る星のような、確かな輝きを感じます。いきなりぷっつりとリリースが途絶える可能性もありますが、これから先もチェックしていきたいと思います。



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