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Various Artists – Fanservice – Vol​.​1

 Various Artists - Fanservice - Vol​.​1

 – Tracklist –
 01. Intro
 02. maxwell – Crush
 03. Anzious – 藤原とうふ店(自家用)
 04. Nahviss – Suu
 05. Cold Youth – Nearby
 06. Keii – She
 07. Tyrrer – Hollow
 08. Koi – I’ll Go the Distance
 09. D N Z – Wonderful
 10. Dazamu – Summer Love
 11. Foxful – Aquarium
 12. ナニダトnanidato – umiみどり
 13. Tyrrer x Chiyoko – Windmill
 14. PROJECT SEKAI – Starlight
 15. Olli – i can’t make you love me
 16. Konara – Mixed Emotions



 03. Anzious – 藤原とうふ店(自家用)



 08. Koi – I’ll Go the Distance



 14. PROJECT SEKAI – Starlight


+ + +


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 Release Date : 2015.09.21
 Label : Fanservice (ファンサービス)

 Keywords : Chill, Compilation, Electronic, Future Bass, Pop.


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おそらくは(Koi)コイ。とDNZが主軸になっていると思われるコレクティヴ、Fanservice(ファンサービス)より。記念すべき初のコンピレーションがリリースされています。16トラック収録で、現在名を連ねているメンバーのほとんどのトラックが収録されているという、レーベル/コレクティヴのカラーを示すには十分すぎるボリューム。

そのカラーをざっくりいうと、やっぱりFuture Bassなんでしょうかねえ。いや、そう思います。特に前半部はその流れが強いです。コロコロ転がる金平糖みたいなmaxwellの‘Crush’、chipな響きも活かしたシティナイトなAnziousの‘藤原とうふ店(自家用)’(なんでこのタイトルにしたんだろう)、次がこの界隈ではよくチョイスされている様子のShiggy Jr.、の‘summer time’を煌びやかに刻んだNahvissの‘Suu’(サビを外しているのがニクいな)。そしてスローダウンしてChillに傾いたCold Youthの‘Nearby’。長閑な景色が心地よい。と、ここまでが私の中ではワンブロック。

このあとがBeats/TrapなKeiiの‘She’なんだけど、メロディを抑えた硬派な作りで、それまでの砂糖菓子みたいな甘さに食傷気味になりかねないリスナーを耳を、見事に別方向に導いてくれる。続くTyrrerの‘Hollow’も、アブストラクトなビートとGlitch、重々しいBass musicな調子で、メロディは感じられない冷徹なトラックになっていて、この流れで配置されていると、余計にシビれる。ちょうど中間地点に配置されている、koiの‘I’ll Go the Distance’やDNZの‘Wonderful’は、そんな色のない景色から軽やかに転じて、抑えたタッチながら、再び色を取り戻しにかかる。DNZのサーフする電子音から抜け出た先が、私の好きなDazamuの‘Summer Love’。Trapビートとフワリとした電子メロディを組み合わせた彼のスタイルのひとつだけれど、もっとSadな方向でも私は好きです。と、ここまでが私の中では2ブロック目。

お次がFoxfulの‘Aquarium’で再び賑やかな幕開け。VGMっぽさもありつつ、最後はオーケストラルな調子も交えて慌ただしくもファンタジックに。続くナニダトnanidatoは安定のJapanese Discoで人気を博していますが、ここでも期待を裏切らず、ストレートな―ストレートすぎるか?―Japanese Discoを展開。瀬能あづさの‘土曜の夜にRainbow’を使ってPopかつノスタルジックに攻めてきます。意外だったのがTyrrer x Chiyokoの‘Windmill’で、もっとPopに来るかと思っていたら、ぜんぜんアブストラクトだった。アンビエンスと振動するビートで、ややもするとIndustrialな調子さえあるという。確かに最近のChiyokoのトラックはメロディというよりAmbientに傾いているので、Tyrrerとの共作とはいえそれが反映されているのでしょうか。と、あえて分けるならここが3ブロック目。

ChillなHouseにTranceも織り交ぜたPROJECT SEKAIの‘Starlight’でラストのブロックが始まり。出だしは虫の声と、点描画される電子音で非常にAmbientな調子で、これはこれで好きなんですが、ビートが入ってきて景色が動き始めるところはやっぱり気持ちが良いですね。次がこれも私の好きなOlliの‘i can’t make you love me’なんだけど、フワッとしたSadなフィーリングを残して、わずか1分半で終わってしまうという、ちょっとさびしい展開。それでもラストのKonaraによる‘Mixed Emotions’のノスタルジックかつChillな景色に上手いこと繋げていると思います。淡いピアノを配したDowntempoといってもよいでしょうか、きっちりとチルアウトな締めになっています。

こうして4ブロックに分けて見てみましたが、途中に書いたように、Future Bass一辺倒ではなく、またそれが良い方向に作用している、好コンピレーションだと思います。“そんなに食べれないよ”という満腹感、食傷感が上手いこと回避されていて、各トラックの個性が際立つような流れ、展開が楽しめます。耳を傾けてみて、気になるトラックメイカーがいたら、是非フォローしてみてください。



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