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Trademarks & Copyrights – Lounge Atmospheres

 Trademarks & Copyrights - Lounge Atmospheres

 – Tracklist –
 01. Luxury Club
 02. Tête à Tête
 03. 蒸気で泳いで
 04. 遠くはこちらから
 05. Cigar Lounge
 06. A Night At The Mall
 07. 美的ラウンジ
 08. ファーストクラスでは非常に重要な人物
 09. Introspective Feelings
 10. Jacuzzi Time
 11. “Waterfall” Spa
 12. Erotic Senses



 - 03. 蒸気で泳いで


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 Release Date : 2015.07.09
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Lounge, Mallsoft, Melodic, Smooth Jazz, VaporWave.


 Related Links :
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こ、これは!! いまだかつてないオフィス・ラウンジ感・・・! してやられた。

アルゼンチンはタンディル発というプロフィールのTrademarks & Copyrightsがリリースしている“Lounge Atmospheres”は、 私の中のLounge musicのイメージをひとつ塗り替えてくれました。と、つい勢いでオフィス・ラウンジと書いてしまいましたが、音楽が流れるような瀟洒な会社にお邪魔したことなどない小生なので、ホテル・ラウンジとでも改めましょうか(だったら書きなおせばよいのに直さない私であります)。

考えてみると、ホテルって異空間ですよね。仕事などライフスタイルが理由で常用してるような方は別でしょうが、そうそう利用回数が多くない人間にとっては、ホテル泊まるだけでテンションが上がったりするものです。といっても、ロビーやラウンジで必ず音楽流れてるかっていうと、そうでもないような気がします。記憶を漁ってみても、思い出せないということは、私の記憶にあるホテルでは流れていなかったか、流れていたとしても私の記憶に刻まれるようなものではなかったということです(その佇まい、まさにAmbient!)。

相変わらず話が逸れまくってますが、元に戻すと、通常そういったホテルのロビーやラウンジで流される音楽って、もちろんリラックスを促す狙いがあるのでしょう。だから利用者の耳に障るものでは決してないだろうし、また私の記憶がよい例であるように、格別印象的なものでもない(それはMallsoft/Muzakという言葉で表してもよいかもしれません)。

ホテル(まあホテルじゃなくてもよいんですよ。取引先のオフィスとかでも可)が持つ、日常を離れた異空間性と、そこにおけるリラクシンなムードの演出という、一見相容れなさそうな、二つの要素を見事に組み合わせたのが、この“Lounge Atmospheres”だと思ったりもするのですが、いかがでしょうか。

異空間性というのはもちろんVaporWaveな手法、そのエッセンスによってより強調されていると思いますし、ここにおけるその異空間性というヤツは、バーチャル―仮想現実―的なものに結びついていくと思います。既視感はあるけれども、結局日常にはない空間っていう。

どちらかといえばMallsoft寄りだと思いますし、そちらからディグっているリスナーにはこういう作品も珍しくないのかもしれません。しかし私には新鮮だった。VaporWaveの手法は用いられているけれど、それは最小限であるし、メロディも破壊されず、十分すぎるほどに音楽として機能しています。でもだからといって、じゃあそもそもVaporWaveなアプローチなんかしないで、普通にLounge music鳴らせばよいんじゃないのかっていうと、それは違うのです。わずかだけれど確かに行われているVaporizedによって、この異空間性―仮想現実感が生まれているのであれば、それによってこのLounge musicは新たなレベルを獲得し、リスナーに新しい刺激を与えてくれるのです。つまりとても意味のあることなのです。

音楽的にもDeepなAmbient/Droneを意識したような、厚みのあるレイヤーが用いられていて、その持続的で包容力ある空間は、瞑想的でもあります(その辺もすごくスキ)。またVaporWaveとは切っても切れないSmooth Jazzの要素も投入されていて、なんだか大野雄二的な哀愁も紛れ込んでいるのがポイント(M-7‘美的ラウンジ’とか)。まあ普通に考えてこんなのラウンジでかからないでしょうね。

Trademarks & Copyrightsのニクイところは、作品ごとにコンセプトを変えていて、中身もしっかりシフトチェンジしているというところです。“Little Conversations”では“Put this album in a low volume during a bussiness conversation”、“Private Lovers”では“Have a good and sexy night!”と、メッセージが付されていますが、しっかり中身も傾向を変えてきているのです。ニクイなあ。私が好きなのはもちろんこの“Lounge Atmospheres”ですが、気になる方は他の作品も是非どうぞ―


余談ですが、今作を気に入った方は、Janne HanhisuantoがDharmasound(今は閉鎖してます)からリリースしていた“Padmospheres”という作品も気に入るんじゃないかと思いますよ。Ambient/Droneです。


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The amazing artwork: sabertoothedcat (Email: seelyle@gmail.com)



Trademarks & Copyrights – Lounge Atmospheres」への2件のフィードバック

  1. Trademarks & Copyrights 10/16/2015 12:03 am

    Thank you so much for your review! I’m T&C and I can’t be more pleased of this! thanks once again! I made a post about this int /r vaporwave. Cheers!

    • BUG 10/16/2015 10:59 pm

      Hi, Trademarks & Copyrights! You’re welcome.
      Your work “Lounge Atmospheres” is very special lounge music for me.
      It’s very very calm and relaxing. I like it. I think it is next level lounge music.
      Thanks for sharing!

      BUG

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