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tatsumi – conceptuals | spring

 tatsumi - conceptuals | spring Cover

 – Tracklist –
 01. around this time next year, you’ll be smiling again
 02. things could be different (w/ nochs)
 03. hyperjuice | city lights ft. evo+ (tatsumi remix)
 04. this sad song plays in my head when i lose in smash bros
 05. the forecast says rain until i see you again



 - 02. things could be different (w/ nochs)


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 Release Date : 2016.07.02
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Cloud Rap, Electronic, Melodic, Nostalgia, Sad.


 Related Links :
  ≫ tatsumi on SoundCloud / on bandcamp / on Twitter / on Instagram


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アメリカから現れたと思しき新星、tatsumi。そのまま読むとタツミと読めますが、どのように発音するのがよいのでしょう。現状、この名前がどこに由来しているのかは定かではありませんが、日本人にはどこかしら親しみが持てるのではないでしょうか。ジャケットに使われているラフスケッチのような淡い人物画もよいですね。やさしく、温かみのあるタッチは、そのまま今作に収められている音楽にも通じます。SoundCloudで公開中のトラックにもすべて同じタッチのイラストが付されていますが、これについては何も言及されていない、気がしますが、誰が描いたものなのでしょうか。とても好きです。

サウンドは、これは、何か一言でいいあらわす言葉があるんでしょうか。私の言葉でいうならば、Cloud Rap寄りのSad musicという、よく分からない一言になってしまいます。おそらくサンプルを使用しているであろうトラックもありますし―トラックごとの説明を読むと、そのことに触れられている個所もある。M-1におけるChester Tanなど―、リズムは必ずしもHip-Hopではないけれど、随所で用いられている。中で流れるメロディは非常に抒情的で、私には特に悲しみの感情を持っているように、表しているように感じられるのです。今直面している悲しみに対して思い悩むというよりも、懐古的な悲しみ。現在といくぶん距離のあるその悲しみは当然ノスタルジックで、また距離があるからこそ、そこには余裕というか安心感もあって、そのバランス感覚が私には非常に好ましい。memory cardsを彷彿させる瞬間もあって、そのこともtatsumiに対する関心を高めているのは間違いない(影響は受けているのだろうか?)。Ambientな包容力ある空間、音作りがまた、リスナーを外界から隔離し、物思いに耽らせる。

年齢を重ねると、明らかに感性が衰えてきていると感じる瞬間があるのですが、みなさんはいかがでしょうか。感動しないというか、何に対しても感じ方が昔と違うというか。違うというと語弊がありまして、感じ方が弱くなったというのが私の場合、よりふさわしい気がします。まあ他に気を取られていることが増えてきたということなのかも、しれませんが。以前何に対しての投稿か忘れましたが、“原風景に出会うために音楽を聴いている節がある”という趣旨のことを書いた気がします。でも、最近はそれをあまり意識しなくなっていたんです。出会えなくなっていた。原風景に。それがどうでしょう、このtatsumiの‘and we would roam around clock town’をSoundCloudで聴いて、久しぶりに、自分の中にまだそれが感じられることに気付いたのです。素敵なことです(って自分でいうのも何だかな、ですが)。

暖かい春の日。草木が揺れる緑の丘。追いかけてくる過去も、憂うべき未来もない。ただ、懐かしい風が吹く瞬間が、永遠に続くような―



 - and we would roam around clock town


ちなみにM-3は日本のHyperJuicefazerock & hara)の‘City Lights feat. EVO+, Jinmenusagi’のRemix。憂いのあるメロディ部分を抽出して、オリジナルの持つSadな部分を上手いこと強調しているように思います。夜感がすごい。オリジナルはこちら―



 - HyperJuice – City Lights feat. EVO+, Jinmenusagi




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(CC) by – nc – nd 3.0



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