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ahiru あひる – Cherry Plum

 ahiru あひる - Cherry Plum Cover

 – Tracklist –
 01. take my coat, you might catch a cold
 02. 彼女の笑顔 / ‘Her Smile’
 03. cherry plum
 04. maybe it will be a lot better for us someday
 05. as we shared our stories under that tree
 06. this summer you’ll be smiling again

 - 02. 彼女の笑顔 / ‘Her Smile’


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 Release Date : 2018.03.23
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Electronica, Pop, Relaxing, Spring.


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私の住んでいる部屋のすぐ近くに公園がある。砂場とブランコとジャングルジムと滑り台とベンチと自治会館がある、スタンダードな公園だ。そんなに大きくはないんだけど、公園の内周にはグルリと桜が植わっていて、毎年春が巡ってくるたびに、薄桃色の花が咲き乱れる。咲き終わって、花が散った後は、公園外の路上にまで、花びらの絨毯ができて、小さい子が手ですくったり、足で蹴って巻き上げたり、そんな光景を見ることもできる。今現時点でも、ちょうど満開で、でも花見スポットになっているでもなく、いつもどおり、子供たちと、その親御さんたちが訪れて、桜の木の下で、遊び、談笑している。私はその光景を、自分の部屋、窓を開け放ったベランダから眺め―

ってのは理想で、実はベランダは逆向きだから公園は見れないんですけどネ! 玄関開ければ見えるけれど、大の大人が玄関開け放って公園見つめてるってのも、ある意味警戒されそうでしょう? だからしない。

ってまあ、そんなことはいいんだけど、春に、桜に、ぴったりの作品だと思うなあ。時期的にも合わせてきたんじゃないですかね。タイトルは“Cherry Plum” = “スモモ”だけれども。ジャケットイメージなんかピンク基調だし、まあ桜ではないかもしれないけれど、若い二人の春デート、みたいなホッコリ&キュート感。あと男の子がマスクしてるのがイマドキだなって思う。描いているのはスペインの方みたいだけど、このマスク着用の流れってのは世界的なものなんですかね。話逸れるけれど。

前の投稿でkoganeの音楽をなんて呼んでいいかよく分からないみたいなことを書きましたけれど、今回の探索で分かりました。nemuri winter系です! なんのこっちゃという人はnemuri winterをチェックチェック。この存在が頭から抜け落ちているとは私もポンコツだ。だって前にnemuri winterの作品は紹介しているのに。そう、このahiruも“nemuri winter vol. 1”に参加しているトラックメイカーです。

タイトル眺めていくと、春デート中の二人の有様を描いた作品なんじゃないかって気もするんだけど、穿ちすぎか。まあとにかく柔らかく、さりげなく、花のように香るメロディ、ときに雅な音色も聴こえてきて、否が応にも漂う日本情緒。アコースティックな楽器の響きがもたらす抒情性。はしゃぐ子供たちの声のような環境音も巧みに挿入されていて、架空的風景を演出する。全編にある暖かいサウンドは陽の光に結びつき、その抒情性と雅なイメージは日本的風景―桜に結びつき、私の頭にはもう、公園の桜の木の下で戯れる親子連れの風景が立ち上がってきて、消えないのです。

サウンド的にはちょっと外れるかもしれないけれど、bo enの‘miss you’とかと似たような音風景だなあと、私は思いマス。あと“花とアリス”のサウンドトラックとか。春デスね。うららかな、良き日。悲しみがないのはやっぱり春に由来してるんだと思うなあ。

今ちょうど切り替えの最中なのか分からないけど、上記ahiruのSoundCloudにはほとんどトラックがなくて、古いものがsamの方で公開されています。気になる方はチェックしてみてください。今だったらダウンロードもできるみたいですよ。


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 artwork by vivirin.carrd.co/



kogane – 2017 Discography

 kogane - 2017 Discography Cover

 – Tracklist –
 01. Don’t Be Scared
 02. Bittersweet
 03. Stay Gold
 04. Everything We’ve Done
 05. Sapporo
 06. Spring
 07. Welcome Home
 08. Memory Box (Bonus)



 - 03. Stay Gold


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 Release Date : 2017.12.07
 Label : Not On Label

 Keywords : Acoustic, Ambient, Dream, Electronica, Indie, Sad.


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タイトル通り、koganeが2017年にリリースしたトラック(プラス、ボーナストラック1曲)をコンパイルした作品になるようです。

こういうサウンドって何と呼称するのがよいんでしょうね。いや聴くのが一番早いんですけれど。なかなか一言でいえる言葉がないものかなあと、いつもモヤリとします。サンプルベース、なのかどうかは分からないんですけれど、感傷的なメロディに、Acousticな音色による装飾を施した、シンプルな音作り。使われている音色にはチャイルディッシュなムードもあったりして、どこかに可愛らしさもあり(強引に今風につなげるなら、そのキュートさはFutureBassのそれにも通じるのかもしれない。強引に、だけれど)。

音から立ち上がる風景は、個人的には北欧を感じるのです。Sigur Rósのような、悲しげな涼としたコーラスや、抒情的なPiano、ペダル・スティールのようなトュワーンとした音色など、透明感あふれるサウンドが盛り込まれていることが大きく影響していると思われます。加えて‘Sapporo’なんていうトラックもありますしね。雪景色が似合うサウンドです。そしてその寒さは心をキュッとさせるのと同時に、そこから少しの悲しみを漏れさせるのです。けれど穏やかなディレイは優しく降り注ぐ日光のようで。すべてをドリーミィに包んでいくのです。

凛とした空気、このファンタジックで、切ない調子。そしてどこかしらキュート。果たして何かに通じるなあと、一瞬思って、頭の中でそれを追いかけていったんですが、私の中ではCloud Rapだったんですねえ。FRIENDZONEとか、私の大好きなmemory cardsとかの遺伝子ってのは、どこかしらにあるんではないかなあ。そう思います。いやもっと直接的にシンパシー感じるトラックメイカーとしては、ollitatsumi portが、すぐに出てくるところではありますが。このkoganeも、その系譜に連なる素敵なトラックメイカーだと思います。koganeって日本語でしょう?、きっと。名前も何かよい。こんなんストリーミングでふいに流れてきたら堪んないよな。

力強いサウンドではないけれど、空間を作り上げる確かな包容力。◎。


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 Note :

Compiling every song I released in 2017 plus 1 bonus.

Thank you for listening. This year has been a very odd one for me. If it wasn’t for music, I have no idea where I would be.



AVION – Dreamin [AS139]

 AVION - Dreamin [AS139] Cover

 – Tracklist –
 01. where are you?
 02. sky full of stars
 03. dreamin
 04. mysterious
 05. relax please
 06. natural beauty
 07. stranger
 08. under the rain
 09. bored
 10. beach
 11. hot summer
 12. chillin easy
 13. 夜club 1988
 14. 奇妙thoughts
 15. flashbacks



 - 01. where are you?


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 :: Cassette is available. ::

 Release Date : 2018.01.30
 Label : Adhesive Sounds

 Keywords : Ambient, Dream, Meditative, NewAge, VaporWave.


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音楽作品に対する期待値っていうんですか、理想値っていうんですか、そういう線上のグラフのようなものが心の中に何とはなしにあります。頭から尻までをひとつの流れとした場合に、個々はもちろん、全体像としての理想的な流れというか展開というか。VaporWaveの作品って、いやそこに限らずですか、たとえば頭の辺りで“おぉ!”となっても、どっかどうかで“そっちに行ってしまったか…”と期待を外れること、ないですか(偉そうだナ)。

この作品は、私の中の期待値、理想値にきわめて近い流れを保っているのです。近似しているというか。

熟れきった果実から滴る果汁のような、極上の甘さ(私にとっては甘いのです)。熟じながら腐敗に向かうがゆえの、危うさ(エディットによって醸されるこの辺りの翳りがVaporWave特有のそれではあるまいか)。NewAgeに潜むノスタルジー。オリエンタルな気配。実際元ネタがあるのかもしれないが、そんなことはどうでもよくなるくらい、実によくまとまっていて、聴きやすく、そして聴いていて心地よい。

“気持ちの良い日”がいつまでも続くような。それはつまり夢のような。“Dreamin”とはよく言ったもんだ。スタンダードで、ストレートで、極めてシンプルで、だからこそ、芯が際立つ。

このAVION、どこの方かと思ったらロシアの方なんですかね。VKを眺めてるといろんなアーティストの音源が貼られているけど、小田和正があって意表を突かれた(笑)。Pop指向の人なのかな。今作が基本的にメロディを壊さないエディットスタイルなのも、頷けるような。でも“CYBERHEAD”とかは、ちょっと異形感あって、また別の顔をのぞかせている。

こういうホントにオーソドックスなVaporWaveって作るの難しいのか簡単なのか私にはよく分からないんですけれど、クオリティや評価は、もうセンスの問題なんですかね。もっとこういう作品に出会いたいですね。

 - 夜の寺院 : 久石譲的meditation。記憶のエコー。



PLAYLIST : 2018.01 – 2018.02



the rooms were very small but they had a nice view.



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Never touched by the rays of the sun, Luminous Fungus draws power from its own light source. The entire planet’s glow undulates as though it were breathing.

The backside of the Noctiluca exudes a soft light. They enjoy gathering in swarms and flying around in the twilight, making them look as beautiful as a floating galaxy.



Hevel – Insides

 Hevel - Insides Cover

 – Tracklist –
 01. Lines Run Through
 02. Curls
 03. In Springtime
 04. Throw Me High



 - 02. Curls


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 Release Date : 2018.01.08
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Drone, Memory.


 Related Links :
  ≫ Griffin Duffey on SoundCloud
  ≫ Hevel on bandcamp


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技術的なことは詳しくないけれど、DroningされたPost-Rockともいえる音風景(それはおそらくギターにエフェクトをかけているという意味で)は、この界隈では私などはLowercase Noises(Andy Othling)が真っ先に頭に上ってくる。実際Hevel(Griffin Duffey)のSoundCloudでは、Lowercase Noisesがフォローされている。

warmlyなAmbient/Droneが4トラック。トラック間で大きな差異はなく、どこにおいても、春先の陽光のような、心地よい暖かさをもったレイヤーが、沁み渡ってくる。“Insides”というタイトルにどんな意図を込めたのか、分からない。けれどここには、たとえば我が家に帰りつき、その扉を開けた時のような、安心感というヤツが流れているように、私には感じられる。M-2が私にとってはクライマックスで、この何というんだろう、夏の日の夕暮(さっき春先とは書いたが、ココは夏が似合う)のような、ボンヤリとした、心地よい消耗感。それがどこか幼い日の記憶とリンクするのだろう。そしてそれが私の中の“ホーム”につながっていくのだろう(それはうがった見方をすれば“子宮”にもつうじるんだろうか)。だから私はここにノスタルジアを感じるのだろう。それは恍惚という言葉で言い表せるほどに、危ういバランスで、私の中に発生する。

Ambient/Droneを聴いていていつも思うのは、明確なメロディがあるわけではないし、エッセンスとして取り入れるならまだしも、そのサウンドがピュアなトーンに近づけば近づくほど、トラックごとの弁別は困難になる。にも関わらず、やはりそこには確かに違いというヤツがあって、たとえば私がどんなAmbient/Droneにもノスタルジアを感じて恍惚とするのかといえばそれは違うわけで。私の頭の中にどんなスイッチがあるのか分からないけれど、不思議だな、神秘だなと、いつも思う。昔エモいバンドをやっていた知人に“最近どんなん聴いてるの?”と聴かれて“Ambient”と応えたら、“あのタルいやつ?”と一笑に付されたので、どんな人にもこういうスイッチがあるわけではなさそうだ。

M-4などは中途から荘厳な様相をみせてくるのだけれど、前半部のこの間(ま)をたっぷりとったパート、余韻がもう、たまらない。呼吸のような、波のような。ディレイが消え去ったあと、一瞬の空白、静寂に、いつかの記憶がちらつく。つかめそうでつかめない。もう手の届かない思い出。



ppg choir – WINDOWS

 ppg choir - WINDOWS Cover

 – Tracklist –
 01. floater
 02. growing
 03. arrpps**
 04. haze tower
 05. plus/minus
 06. consciousness.rar
 07. EXE



 - 01. floater


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 Release Date : 2018.01.13
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Drone, NewAge, Soundscape, VaporWave.


 Related Links :
  ≫ ppg choir on SoundCloud / on bandcamp


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雑踏の中に、ふと面影を見出して、曳かれることがある。他人の後ろ姿に、見知った誰かが重なることがある―歩き方、服装、髪型、背格好、どこかが、私の記憶に触れ、私の視線を引き連れていく。そんなことがある。こんなとこにあの人がいるわけがない、それは分かっているのに、視線は正直だ。目は口ほどにものをいう、とはよく言ったものだと思う。視線は他人を追いかけ、それが知らない人だと明確になった時点で、私がガッカリしているのか、ホッとしているのか、自分でもよく分からない。諦めているのは確かだ。

同じ場所に立って、同じ景色を見ていても、心が違えば、見え方は違う(心って何だよってツッコミは却下)。私はいつか自分が見た、見ていた景色を、音楽の中に見出すことがある。言うまでもなく、音の中に景色はない。つまりは音から喚起される感情、それがいつか特定の景色を見ていたときの私の感情とリンクしたときに、私はその景色を、脳内に再び立ち上がらせる。ことがある。しかし明らかに、年齢を重ねるごとに、その景色が立ち上がる頻度は減ってきた。かつて心に焼き付けられた感情も薄れ、またこれから感じるであろう感情も、かつての比ではないのかもしれない。やはり多感な時期―思春期のような―はいつまでも続かないのだろう。か。

何となくボンヤリと、そのようなことを感じていたのだけれど、この作品を聴いて、久しぶりに、くすぶっていた感情を刺激されたのか、いつかの景色(のようなもの)が、私の中に立ち上がってきた。いやあるいは、どこにもない、“いつか”を、音楽の中に探し続けていた。そんな時間を、思い出す、ような。

ミニマルで、スローモで、ウェットなサウンド。モコモコとした耳触りと、フワフワとした浮遊感の中に、ときおりたなびく輝きは、とてもヘヴンリー。決してクリアにならない、くぐもった音像がまた、記憶の中のワンシーンのような、あいまいなセピア色のシーンを演出する。そこには思い出はなくて、ただ懐かしさだけがあって。天上に保管され電極につながれた脳が、電流を流されるたびに、ただただ懐かしさに打ち震えるような、空しさ。だがその感覚は嘘ではない。

私の大好きなmemory cardsの‘All The Things You Saw In Me’の中で、‘想い出に抱かれて今は’がサンプリング、エディットされている。冒頭に書いたような、雑踏の中で面影に曳かれてしまったとき、私はいつもこの歌の歌詞を思い出す。私はまだ想い出に抱かれているのかと。いやそんなはずが。いや、ここでこんな文章を書いている時点ですでに――

ppg choirはどこのどなかたまったく存知ないのですが、よい作品だと思いマス。明確にVaporWaveを標榜してはいないけれど、そっちのファン(特にノスタルジア指向のVaporWaveファン)にもアピールするサウンドだと思います。ボヤけたスカイな、思い出をくすぐるような、ジャケットデザインもハマってる。気になった方はほかの作品も是非。


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 Note :

all tracks produced by nicholas hohn in

grand rapids, mi
traverse city, mi
eugene, or



TheGreatWild – New England

 TheGreatWild - New England Cover

 – Tracklist –
 01. Fastfold (ft. DJ Treeman)
 02. Style (ft. Tim Brown)
 03. Tides (ft. Tim Brown)
 04. Snake River Canyon (ft. Jesse Colognesi)



 - 01. Fastfold (ft. DJ Treeman)


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 Release Date : 2018.02.11
 Label : Not On Labe

 Keywords : Alternative, Dub, Footwork, Jam, Post-Rock.


 Related Links :
  ≫ TheGreatWild on bandcamp
  ≫ djmilkcrates on SoundCloud / on bandcamp


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“djmilkcrates & friends”によるTheGreatWildの作品が、bandcampでリリースされています。詳細は未確認ですが、djmilkcratesは上記リンクのアーティストで相違ないと思います。Noiseまじりのカオティックなturntablism作品をリリースしてきているようですが、ここに至ってはやや異なる表情を見せています。

M-1の冒頭なんか聴いた日には、“ああ、なんだAmbientiveなPost-Rock作品かな”、なんて思わせておいて、エスニックなコーラスから一転してJuke/Footworkへなだれ込む、この鮮やかな転換。サンプリングしたコーラスをループさせながら、さまざなまなエレメントをダビーに響かせ、エレガントなPianoを転がしながら、ボトムで鳴り続ける性急なビートは、リスナーをリラクシンとはまた違うゾーンへと導いていく。トっ散らかりそうなのに、上手くまとまっているし、ギターのサウンドが見せるAlternativeなキラメキが私を魅了する。一見ノイジーにも思えるけれど、散りばめられたフレーズはMelodicだ。

Industrialな背景に、ブブゼラのような音色が空間を貫き、ダビーなサイケデリアがリズムと共に加速するM-2も、カオティックなくせにエネルギッシュ。M-3もいきなりPost-Punkみたいなリズムでこれまた意表を突かれる。直線的なリズムと哀愁の電子音がレトロ感を醸し出すけれど、バックでグロテスクにうごめく内臓感覚や、ややもするとサウンドのバランスを崩しにかかっているようなダブ的な音響処理がやはり個性的。エモーショナルなギターフレーズを挿入したかと思ったら、パワフルでパーカッシヴなリズムが顔を出してきたり、前半のノリはどこ行った、というかなんでここにこのパートくっつけたんだろうという疑問が出る始末。面白いですね。ここまでの3トラックでみんな少しずつ毛色が違うのに、とりたてて違和感を感じないのは、テクスチャーに共通したものがあるからでしょうか。そんな気がします。

でもM-4は何かAngelo Badalamenti meets Post-Rock、ときどきDub、みたいな調子で、一言でいうとまあPost-Rockになっていて、そのサウンドはシネマティック/エモーショナルで、ここまでとは違う音風景。なのでここにきて、どこに根っこがあるのか、また見失う。前半3トラックのアジテートするようでいてサイケデリックなノリで攻めきって欲しかったような気もしますが、でもここにこれを持ってくるってことは、いろんなカラーを見せたかった、そしてここにこそ真骨頂があるというような、そんな意思表示なのかもしれません。そう思います。

ということで、全編で意表を突かれました。

友達同士でガチャガチャやってたら何となく形になりました、的なイメージもあるけれど(違ったらスイマセン)、思い切り作りこんだ作品も聴いてみたいですね。次はないかなー。