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タグアーカイブ: Memories

MIXTAPE : DAYS


DAYS



my personal memories.

2015-08-18-19 ENOSHIMA – KAMAKURA

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– Tracklist –

 01. Far Lands – Shell Sea
 from “Shell Sea” (2015)

 02. B A I K A L – Seagulls In The Sky
 from “BAIKAL EP” (2015)

 03. JAIIXX – Out Of A Distant Night
 from “Out Of A Distant Night” (2015)

 04. Dreamghost – Standing Still
 from “Everything Is Alright” (2015)

 05. Wave of Colors – Earth Shine
 from “Cerulean Seascape” (2013)

 06. Capo Blanco – a promise love
 from “Carribean” (2014)

 07. FedoraChan – 海あなたの夢を見る
 from “[あなたの名前]ハリネズミ” (2015)

 08. Sloww Lyfe – s a u n a
 from “s a u n a” (2015)

 09. negrostud – just ask (negrostud edit)
 from “weird inside – just ask (negrostud edit)” (2015)

 10. Wire Mother – Childhood
 from “Float Songs” (2014)



Telepath – Window Druzy

 Telepath - Window Druzy

 – Tracklist –
 01. AFK 1994
 02. Middlemist Red
 03. Glittering Wood
 04. Wave for a while
 05. Window Druzy
 06. Encarta
 07. 1, 2, 3, Purple
 08. Call go through
 09. Rarest Opal
 10. Yesterday’s Tapes
 11. Dawn
 12. a brilliant play of color
 13. Viewfinder



 - 03. Glittering Wood



 - 10. Yesterday’s Tapes


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 Release Page Download Free! / pay what you wish.
 :: ‘Window Druzy’ Limited Compact Disc w/art book is SOLD OUT. ::

 Release Date : 2015.01.30
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Drone, Memories, Synthesizer, VHS.


 Related Links :
  ≫ Telepath on Facebook / on SoundCloud / on bandcamp
  :: 現在はoldboyという名義になっています。 ::


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Boards of Canadaの“Music Has the Right to Children”を彷彿させるジャケットイメージに惹かれました(関係ないけどアレって1998年なんだなあ・・・)。おぼろげな記憶を映像化したような、煤けた群像が喚起するノスタルジア。アメリカのプロデューサ、Telepathの作品は実際Boards of Canadaのサウンドとそう遠くはありません。タグにもそのワードを使っているし、影響下にあることは間違いありません。もともとはBlade Runnerという名義で活動をしていたようですが、現在はTelepath(追記:現在はoldboy)に統一されています(ちなみにBlade Runner時代には、Anticonの“Best New Music 2012”に選出もされている)。

今作の前には3年間の軌跡を収めた、48トラック入りの、その名も“Ambient Works”がリリースされていますが、そんなトゥー・マッチなのはちょっと・・・という方は今作やその次の“Good Virtual Gods”から聴くのがよいかもしれません。

サウンドとしてはVHS感(粒子の粗さという点で)のある、Ambient/Drone、Synthesizer musicです。この煤けた調子―縒(よ)れていたり、ささくれ立っていたりといった、ほんの少しのGlitchyな調子と、持続的音像が、得も言われぬ望郷の念を抱かせるのです。頭の中では、いつかの、どこかの、風景が、シーンが、エンドレスで再生されるのです。風に揺れる木々の葉の間からもれる日差しだったり、ゆるやかに流れる川面でキラキラと反射し続ける陽光だったりが、私の頭の中に浮かんでくるのです。人の手を介さずに、自然に作り出される、ミニマルな景色(それは循環ともいえるかもしれない)。けれど、それは、いつかの、どこかのシーンであって、眼前にはない。そう、かつては私が目にしたものかもしれませんが、失われたものなのです。どこをどう探したって、私の頭の中と完全に一致するシーンを手に入れることはできないでしょう。そこにある喪失感たるや。

今作には短い文章が付されていて、“Window Druzy is a story about constant decay in memory. Technology has allowed us to share perspectives and capture moments in time, but nothing lasts forever. Inevitably, everything turns back to dust.”とあります。何物も永遠には続かない。すべては塵(ちり)に。それをここにあるサウンドは、まざまざと感じさせる、イメージさせるのです。見事に。ノスタルジアはいつだって過去が対象で、つまりそれは、ノスタルジアの対象は、今現在にはない。だからどうしたって、そこにはいくらかの喪失感がつきまとう。そのことを、絶妙に煤けたミニマルなAmbient musicで提示してみせる、見事な手腕。

正直トラックごとの弁別というのは、今作に対しては、やや難しい。けれど今作丸ごとで何かを感じさせることが主眼であるなら、それでもよいのかもしれない、なんて思います。このTelepathのトラックには映像が付されているものが多くあって(おそらくは自身で作製している様子)、特に今作はまるまる全編に映像をつけて、YouTubeで公開をしています。これがまた、下手な演出など加えない、ドキュメンタリーのような、ミニマルな自然風景を切り取って、つなぎ合わせたもので、今作を補完せんとするかのような、すばらしい仕上がりになっているのです。一見の価値あり。それを見ながら、リスナーはまた実感するのです。何気ない自然風景でも、同じものが繰り返されることは決してないと。そこから失うことの悲しみを感じ、もしかしたら、得ることの喜びにも気づける、かもしれません。


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Telepath – Window Druzy (Video Companion)



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Note :
Window Druzy is a story about constant decay in memory.
Technology has allowed us to share perspectives and capture moments in time, but nothing lasts forever. Inevitably, everything turns back to dust.