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タグアーカイブ: SynthWave

VIRTUAL PVNDA – POMONA LISA

 VIRTUAL PVNDA - POMONA  LISA Cover

 – Tracklist –
 01. Empty Feelings 空の感情 [Intro]
 02. Crystal Tears クリスタルティアーズ
 03. Ganesha High In School エレファント高校で
 04. First Romance 最初のロマンス
 05. Artificial LOVE バーチャルガールフレンド
 06. Pomona Lisa ポモナリサ
 07. Second Kiss セカンドキス
 08. Green Acre グリーンアウェイロード Road
 09. Sweet Dreams 良い夢
 10. Echos  アマルガム
 11. Her 彼女
 12. Emerald Carpet エメラルドカーペットの記憶
 13. Alone 単独で
 14. Metro Link AM Jam メトロリンクAMジャム [Outro]



 - 04. First Romance 最初のロマンス



 - 13. Alone 単独で


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 Release Date : 2016.10.01
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Electronica, IDM, Melodic, Nostalgia, SynthWave, VaporWave.


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子供の頃、夏休みのラジオ体操は近所にある神社で行われていた。歩いて3分もかからないところにあって、起きたばっかで顔も洗わず朝食も食べずに寝癖ついたまま、つまり寝ぼけマナコで、ちょっとだけヒンヤリした早朝の空気の中を、首からスタンプカードをぶらさげて、向かう。道中、友達の姿を見つけて、昨日のテレビの話とか、こないだの遊びの続きの話とか、しながら、歩く。形だけの体操をして、スタンプをもらって、すぐに帰る。陽が昇るにつれて、空気が少しずつ熱を帯びてきて、今日も暑そうだなあなんて思って、友達はあとでプール行こうぜっていうけれど、泳ぎが達者でない僕はちょっと及び腰で、いやお前も泳げなかったよな、なんて思って、じゃあいいかって思い直しながら、家に帰って、朝食の目玉焼きとトーストを食べる。そういえば今日は自治会対抗のソフトボール大会に備えての練習があることに気づき、不良の先輩がおっかないんだよなあと、怖気づく。太陽がギラギラと照り付け、熱気が立ち込める小学校のグランドで、汗だくになってソフトボールの練習を終えた僕は、無性にプールに入りたくなって、友達に声をかけるのもそこそこに、自転車の前カゴにグローブ突っ込んで、ペダルをこいで動き出す。水着とタオルは、もちろん持っている。

プールから出た後の、心地よい倦怠感。何もやることねえなあ、いややらなくたっていいんだ、だって夏休みだもんって、いやそんな気持ちすらなかったか。何やったってよかったんだ。疲れと心地よさが眠りを誘う。明日のことなんて考えなかった。

そんな、ドリーミィで、ノスタルジックで、サマー・ハズ・カムなサウンドです。VaporWave的な意匠をまとっているけれど、その手法ってのはほとんど感じられなくて、個人的にはIDM/Electronicaだと捉えています。とりあえず現時点で3作品が公開されていて、今作は2作目らしく、3作目も決して悪くないのだけれど、このノスタルジア、記憶くすぐり感が、何分ほかよりも勝っているのです。感傷にすぎる受け取り方だろうか。

その音の揺らぎは、水中にさす太陽の光のようで。そのメロディの反復は、当てのない思考のようで。キラキラとした、クリスタルライクな美しさをたたえている。一方で、腐りかけの記憶をあさるような、どうしようもない空しさがあるのは、私の精神状態のせいだろうか。あるいはジャケットイメージに滲む、喪失の気配のせいだろうか。美化された思い出の正体は残酷なもので。そう、私の思い出も脚色なしには組み立てられないくらいにガタがきているし、忘却の淵を転がり落ちていったものも多くある。古ぼけた音色のメロディとドリーミィな空間の裏にある、ノスタルジアの空しさが私を責めさいなむ。とても甘美だが、ここにとどまっていてはいけない、そんな気持ちにさせられる。あの夏に飲み込まれてはいけない。私はもうそこにはいないのだから。夏はまた来るけれど―



polu – waffle

 polu - waffle

 – Tracklist –
 01. Fortissimo (feat. KuTiNA)
 02. waffle
 03. Fortissimo (feat. KuTiNA) (instrumental)
 04. Fortissimo (feat. KuTiNA) (Famires Remix)
 05. Fortissimo (feat. KuTiNA) (stepic Remix)



 - 01. Fortissimo (feat. KuTiNA)


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 Release Date : 2017.06.04
 Label : Synthikate

 Keywords : Electronic, House, Pop, Remix, SynthWave, Vocal.


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シンクロニシティというヤツを皆さんは信じるだろうか。この界隈において私にままあるのが、“あのアーティスト何やってるのかなあ”と思いめぐらせたときに、そのアーティストの新譜に出くわすという事象である。これがなかなかの頻度で起こる。タネを明かせばおそらくはどこかで何がしかの情報を目にしており、それが脳内のいずこかにインプットされ、しかし私はそれを忘れ(あるいは気づかずに)、そのインプットが引き金となって、先の思い巡りに至っているだけなのかもしれない。が、そうではない可能性もある。第六感。セブンセンシズ。いやそれは違う。なんてな。

少し前に私が思いめぐらせていたのは、“はて4ruは今何やってるのかなあ”ということである。“そういえば名前変えてたよなあ”、というところまではたどり着けたのだが、そこから先に進まず。ついぞ彼の近況にたどりつくことはできなかった。4ruというのは韓国のトラックメイカーで、オフィシャルなリリースはほとんどなかった。私の知る限りでは、今作と同じ韓国のコレクティヴであるSynthikateからの“MileFeuille”にRemixで参加したのと、“Coloridium”のコンピレーションに‘Melon Cream Soda’を提供しただけ、ではないでしょうか。いつもWIP = Work In Progressな短いトラック(あるいは断片)をSoundCloudに挙げては熱心なファンを喜ばせ、そしてすぐに消すということを頻繁に行っていました。エモーショナル(emoって言っていいのかなあ)でメロディに富んだサウンドは、カラフルなメイクを施され、いつもPopで、アップロードの度に私も耳を傾けていました。

でも変名後の彼にたどり着けなかった私は意気消沈。もういなくなってしまったのかと半ば諦めもありました。が。ふとSoundCloudで流れてきたこのリリース。あれ、これ、もしかして、4ruの新しい名前じゃなかった?なんて思ってたら、polu = 4ruの文字を見つけ、ああまたもやシンクロニシティ(ちょっと意味違うかもな)と、ビックリうれしい驚きと、相成りました。

そして今作、‘Fortissimo’とそのインスト、そしてRemixが2つ、プラスタイトルトラックということで、実質的にはシングルのようなイメージですね。韓国のヴォーカリスト/ヴォイスアクターであるKuTiNAを迎えた‘Fortissimo’は2分ちょっとの短いトラックなんですが、変わらずPopでニンマリです。この手のElectronic/Popなトラックにありがちなウィスパーな儚げヴォーカルではなく、スキャットじみた冒頭からその歌声は力強くリスナーを刺激する(私の中ではこういうヴォーカルの方がPop musicのイメージに近い)。言葉は韓国語なのかな、ちょっと意味は分からないんですけれど、その摩訶不思議な聴き心地も愛おしく感じる始末。ヴォーカル抜きのインストも収録されているけれど、声という感情表現の手段が抜かれたことで新たな聴き心地が獲得され、しかし主たるメロディが消えたことによる物足りなさはないのだから、恐れ入る。

Remixも聴きごたえあり。Famiresで誰だろうと思ったら、omoshiroebiさんの新しい名前だった。よりシンセサイズで、EDMライクなアタックの強さもあり、ギターかな?エモいフレーズも挿入されていて、すごくエキサイティング。オリジナルとは違う魅力で良Remixです。対するstepicのRemixが対照的で、スローダウンしたエコーイックでファンタジックな音像から始まり、アコギやピアノもまぶしつつ、やがて訪れるダイナミックな展開とオリエンタルなメロディでカタルシス。これまた良Remixです。こうして聴くとそう、‘Fortissimo’は、そのインスト、そのRemixたちと、みな違った聴き心地があって、一粒で4度楽しめるのです。

その上、タイトルトラック‘waffle’も収録されている。物憂げな雨の効果音とマッチする、丸いサウンドのイントロ。やがてさまざまなサウンドとメロディ、フレーズが交錯し、カラフルな世界が描かれ、その最中にもキュートなヴォイスやエディットヴォイスで巧みなブレイクを差し挟み、また物憂げな雨のシーンに返っていくという、雨の日に羽ばたく想像の翼を音像化したような、素敵なトラック。

常にその才能をうかがわせるトラックたち、間違いなく優れたトラックメイカーだと思っていますので、名前も変わったことだし、ここからはコンスタントにリリースしてほしい! ちなみにこのカバーイラストもpolu本人が描いているみたいですよ。



Various Artists – 人間指南

 Various Artists - 人間指南 Cover

– Tracklist –

 01. sususu&56loop – 霓虹過客
 02. LinFeng – Memories Of Reiko
 03. Fantasy Girl 1985 – Musicassette
 04. Goldchild – Feeling Lucky
 05. soulspeak – Aliens Born Chinese
 06. Fcyco – 颈椎病植入DNA1999
 07. Radiax – Touch
 08. Zean – Make It
 09. JoyGInger – Battle
 10. Lofimaker – Black Or White (LOFIMAKER Remix)
 11. Ops.7 – Schizophrenia



 - 03. Fantasy Girl 1985 – Musicassette


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 Release Date : 2017.04.24
 Label : Babel Records

 Keywords : Beats, Future, Hip-Hop, Neo-Soul, SynthWave, Urban, 90s.


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中国は北京のレーベル、Babel Recordsより。2016年の“夏日賓館”に続くコンピレーション“人間指南”がリリースされています。

世界のシーンすら見えていない私に中国のシーンなど分かるはずもありませんが、調べてみると、どのトラックメイカーもこの界隈のレーベルと何かしらの形で関わりがあるようで、色々なところで名前を見ることができます。ただ惜しむらくはそうやって調べないと情報にたどり着けないところ、でしょうか。どうもあまり対外的な活動をみなさん行っていないようで、各トラックメイカーのSoundCloudを覗いても、必ずしも今作への収録トラックが公開されているわけでもなし、リリース情報が掲載されているわけでもなし。それをいったら、そう、レーベル側からアーティストのネットスペース―何がしかのアカウントへのリンクも貼られていないようだ。だからこそ穿り返すことの楽しみもあるわけだが・・・もう少しオープンでもよろしいのではあるまいか。などと考える。

そう思うのは今作が積極的に耳を傾けるに値する、素敵な作品だからです。90年代のPop musicをビンテージなアナログトーンでもってサンプリング、というのが今作にある一定の方向性のようで、これによって90年代の中国を未来的に再形成する、描いて見せる、というのが、意図としてあるようです。

何の基盤も持たない私はサンプリングソースについてはもちろん、“ビンテージなアナログトーン”についても具体的な言及できないわけですが、おっとそう、今作はまあHip-Hopと言える作品になっておりまして、どの作品もメロディを使っていて、そこにモコッとした楽器音が入ってくることで煤けたセピアなカラーを塗りながら、それでいてシンセサイズな電子音をぶつけてきたりもするので、まさにレトロフューチャリスティックな過去から見た未来が描かれているような。たとえば90年代の中国の在り方―政治や経済などがどのような状態であったのか、そこと関連づけて今作を聴いたり論じたりするのも楽しみ方の一つかと思うので、興味のある方、そしてできそうな方は是非やってみてください。

どのトラックもみんなフックがあって良いんですが、最も好きなのはM-3‘Musicassette’です。SynthWave meets Hip-Hopっていうか、ちょっとChiptuneっぽい響きもあって、経済成長の時代に夢見たロマンチックな未来、その都市の夜景、みたいな(その未来は今ではないのだろうけれど)。けれどFantasy Girl 1985の素性がつかめない。ほかの作品でも出てくる名前なのですが、レーベル、チャンネル、コレクティヴ、あるいはプロデューサーのチームのような、複数名の集合体なのでしょうか。

Michael Jacksonの‘Black or White’を使ったM-10も面白いですね。どことなくオリエンタルなフレーズを挿入したり、原曲のエモーショナルな歌唱が生かされていて、肉体性もあり、作中でも異色(というよりRemixとなっているから他トラックとは毛色が違うのは当然なのかもしれない)。

他トラックメイカーもなかなか名前を拝見したことのない方が多かったので、せっかくなので他作品からのトラックも―



 - sususu;Cattzim – sweet​,​sweet tone (from “Before Midnight”)



 - ​VISUDY;阿克江 – Seaside Motel​ (from “夏日賓館”)


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 Note :

以未来之声重塑一个八九十年代的中国场景为主题,来自北京的电子厂牌BabelRecords在4月末发行了一张令人瞩目的复古合集《人间指南》,这是自去年的《夏日宾馆》后他们再次高调发声。
Reshaping a 90’s Chinese scene with a futuristic vibe, Babel Records has just released a compilation full of vintage elements —‘人間指南’. The collection of tracks makes a strong follow-up to their previous compilation ‘Hotel Summer’ released in 2016.

整张专辑中,12首作品都融入自己的思考,采样90年代流行金曲或者运用你熟悉的模拟音色,让回到过去的思维与身处当下的空间感相互融合,重塑一个充满矛盾的复古又未来的八九年代中国场景。

The tracks of this compilation have a sonic coherence. sampling 90s’ pop music with vintage analog tones. Let your mind intermingle with time and space, and reshape a space which full of the contradictions of 90s’ China.

Cover Art by Lofimaker & 重型燈



neokyoto – Zero Transition

 neokyoto - Zero Transition Cover
 – Tracklist –
 01. A Spinning Disk
 02. Circuit Drift
 03. Tastes Like Mercury
 04. Incubate Me
 05. MedBox Express
 06. Myst
 07. Zero Transition
 08. Ruined Arcade Zone



 - 05. MedBox Express


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 Release Date : 2017.03.17
 Label : Not On Label

 Keywords : Electronic, Melodic, Post-Punk, Shoegaze, SynthWave, VGM.


 Related Links :
  ≫ neokyoto.net
  ≫ neo kyoto on Facebook / on SoundCloud / on bandcamp


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アメリカから現れた様子のneokyoto(ネオ東京じゃないよ!)は、Post-Punk/SyntWaveプロジェクト。というのは私が勝手に言っているだけであって、ソロなのか、ユニットなのか、バンドなのかは分かりません(おそらくソロでしょうけれど)。とりあえず現時点で公開されている作品は4つあって、今作が一番新しい。ほかには“Cobalt Cavern (demo)”と、“Rough Cuts”、“Terminal B01”があって、後者2つはSoundCloudでしか公開されていない様子。

もともとがどういうコンセプトで始まったのか分からないんですが、neokyoto(ネオ京都)っていうネーミングからしてやっぱりサイバーパンクな香りがするじゃないですか(と誰にか問いかけてみる)。実際今作は確かにVGMな向きもあるSynthWaveで、そこにはやっぱり安易かもしれないけれど未来的な都市の風景が立ち上ってくる。それは実にストレートにネオ京都というワードから感じられるフィーリングと結びつくのである。ところがどっこい、“Rough Cuts”なんかを聴いてみると、New Orderチックな、哀愁漂うメロディのPost-Punkが鳴らされているではないか(意表を突かれてグッと来たので下に張らせてください)。もちろんこの“Zero Transition”についても、分かりやすいPost-Punkの要素はあるのだけれど、それよりも電子感を前面に出したSynthWaveやVGM、そこから引いてはサウンドトラック的な意匠が強く感じられる。

はて、どこがターニングポイントだったのだろうと考えるよりも、これはneokyotoの中にもともとあった素養が披露されているのかもしれない。鍵盤のメロディや和楽器の雅な響きを利用したタイトルトラック‘Zero Transition’やSyntWave meets Post-Punkな‘MedBox Express’を聴いていても、器用なイメージがある。特に後者はいいですネ。マシーナリーなサウンドの中にあって、エモーショナルなギターが存在感を放っている。 また前述の“Terminal B01”においてもサイバーパンクなイメージ、Post-Punkなサウンドを下敷きにしつつも、オーケストラルなサウンドを作っていたりして、なかなか素敵なバランス感覚です。

きっとそのときどきで自分のモチベーションにあったサウンド、作品を作っていくのでしょうけれど、次は是非PopなPost-Punk作品でお願いします。今作もよいけど、やはり“Rough Cuts”がシビれるんですよ。





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About a boy trapped in a computer simulation.



MIXTAPE : DREAM SEQUENCE




I hope your dream is the same as mine.


Originally Published on 8tracks : 2014.11.10

Re-uploaded on YouTube : 2017.03.18


– Tracklist –

 [00:00] Revshark – Little Germ Thoughts
 from “Careless Mode” (2013)
 ※現在音源は削除されているようです。


 [02:00] Go Dugong – Chalk (feat. LIFE & LIMB)
 from “WAS” (2013)


 [05:37] Astrocowboys – Daniel
 from “Olympic” [scrdig 02] (2012) / [mirror
 :: (CC) by – nc – sa 3.0 ::


 [09:08] Halo Twins – Pictures Of The Day
 from “Damn It The Color Name” (2014) / [mirror


 [11:56] Crozet – Do I Sad (Geneva Jacuzzi Cover)
 from “Alterations EP” (2011)


 [14:40] Beach Season – The Internet
 from “’Internet Evening’ EP” [CM015] (2014)


 [16:55] No Rome – Tru Feelings
 from “Fantasy EP” (2013)


 [19:55] Mirror Kisses – Genius
 from “Heartbeats” (2013)


 [24:14] Turquoise Memories – All I Need To Say (Instrumental)
 from “Turquoise Memories” (2013)


 [27:52] Noble Oak – We Decide
 from “We Decide / Heaven EP” (2012)
 ※現在フリーでの配信は終了しています。


 [32:28] Hypermagic – Ferris Reel
 from “Of Marsh and Mallow” (2012) / [FMA
 :: (CC) by – nc – sa 3.0 ::


 [36:06] Ghostlight – false dream
 from “quarter dream” (2012) :: (CC) by – nc 3.0 ::



Fla.mingo – Fantasy [BIZC135]

 Fla.mingo - Fantasy [BIZC135] Cover

 – Tracklist –
 01. Fantasy
 02. Everything Felt So Right
 03. 浮く
 04. Die
 05. Depression Drive
 06. Aliens
 07. Heartache2
 08. Soft Lion
 09. Lovely グロー
 10. Fantasy II



 - 01. Fantasy



 - 07. Heartache2


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 :: Limited Edition Cassette is available. ::

 Release Date : 2017.01.13
 Label : Business Casual

 Keywords : ChillWave, FutureFunk, NuDisco, Pop, SynthWave, VaporWave.


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なんだよChillWaveじゃんか、とか、NuDisco/FrenchHouseじゃんか、って言われればそうかもしれないけど! せっかく天下のBusiness Casualからお出ましになっているのだから、別の目線があってもいいではないですか。ねえ。

私は作り手ではないので偉そうなことは言えないし言ってはいけないと思っているのですが、けっこう前からFutureFunkってもう頭打ちじゃないのかなあって思ってたりする口なのですが、なぜかといえば形式がド定型なイメージがあって、歌謡曲 meets Discoっていうか、そうするとメロディは原曲のものだし、リズムはたとえばIDMみたいな複雑なものにもなり得ないし、そこにユニークな要素が入る余地が残されているのだろうか(いえもちろん楽しいことには違いないのですが!)と、ちょっと前から思っているのです。そういう思いと同時に、じゃあでもそのうち飽和状態になったシーンの中から、あるいは遠く離れたところからでも、涼しい顔してFutureFunkを超えたFutureFunkっていうか、Post-FutureFunkっていうか、FutureFunk経由のユニークなサウンドってやつが出てくるのではあるまいか、それはキャベツ畑の端っこになぜか突如出現したトマトのような異彩を放ち・・・ってまあ無意味な比喩はやめるとして、別段それを私が探しまくっているというわけではなくて、ふとした拍子に出会うんじゃないかなあって、心のほんの隅っこで淡い淡い期待をしてたりしたんですよ。

Fla.mingoっていうと、この界隈だとFlamingosisもいたりするので、間違われることも多いと思うんだけど、何を隠そう私もとらえ間違っていたので、今作をきっかけに聴き直しました過去作品。リリースにおいては遡るほどにBeats/Hip-Hopの色が強くなっていて、逆に言えば近作になるほどそれは薄れているように感じられます。前作も同レーベルからの“U Melt Me”なので、レーベルのカラーに合わせてこのサウンドになっているのかもしれませんが、とにかく煌びやかでPopな方向に舵が切られている。ChillWavyな意匠の中にあるエコーイックな部分や音のゆらぎ、VHS感などの細かいエディットは、穿った見方をすればVaporWaveの残り香とも取れる。その上での、ディスコテックなリズムや、(歌謡曲ではないにしても)メロディを生かしたままヴォーカルラインを挿入して、ウタモノとしての機能も持たせたトラック作りは、だからこそFutureFunkのアプローチに思える。しかしここにあるサウンドは見事に、FutureFunkのド定型を回避している。

全体的にロマンチックな響きがあるのも好きなところで、前に何についての投稿か忘れてしまったけれど(Mirror Kissesだったかな?)、自分の頭の中でChillWave/SynthWaveとPrefab Sproutがなぜか繋がるときがあるって書いた気がするけれど、今作のM-5とかM-7とかで久しぶりにそれを、改めて感じました。シンセとドラムとヴォーカルのエモーショナルな感じなんだろうな、きっとそうだ。

というわけで始めの文章に戻るわけですが、なんだよChillWaveじゃんか、とか、NuDisco/FrenchHouseじゃんか、って言われればそうかもしれないけど! 私は今作、ユニークな作品だと思っています(ラストが寂寥感溢れるAmbient/Droneなのもイイ)。さすがはBusiness Casual、未来形を出してきたなと。でもFla.mingo、SoundCloudとか思ったよりフォロワー少なくて、ちょっとビックリです。

方向は違うかもしれませんが、SERVICE AREAの“Computer Entertainment System”ってやっぱりユニークだったな、面白かったなって、改めて思いました。当時は特にここで書くことできなかったけれど。



aethoro – Winter EP

 aethoro - Winter EP Cover

 – Tracklist –
 01. Awakened
 02. The Illusionary World
 03. Forgotten
 04. Winter Bells



 - 03. Forgotten


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 Release Date : 2016.12.09
 Label : Not On Label

 Keywords : Ambient, Chill, Melancholy, Orchestral, SynthWave, Winter.


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Canvas GreyFanserviceにも籍を置くトラックメイカー、aethoroのデビューEPです。内‘Fogotten’はFanserviceからシングルとしてリリースされていますが、このEPは別となっているようです。

何かにズッポリはまるという経験があまりない私はこの手のChillなSynthWaveといいますか(的を外していたらゴメンナサイ)、その辺りもあまり聴きこんではいないわけですが、その中でも今作のM-4みたいなorchestralな演出のトラックってあまりないような気がするんですが、どうでしょうか。個人的にはそこがもっとも新鮮味を感じたところ。Bass musicやEDM、Future Bassに流れそうな気配も多分にあるのに、そうはなっていない。ビデオゲームの効果音を差し挟んだり、ファニーなエフェクトは用いられているけれど、全体としてはむしろ落ち着いた作風になっていて、“冬”という季節の静かな側面が上手にクローズアップ、音像化されています。特にM-2などはリズムを除いたAmbientなトラックになっていて、ガラス―あるいは氷か―を透かして景色を見ているような、淡い光のきらめきのような、ユラユラとした幻想的なサウンドが印象的。街の雑踏や風の音のようなザワリとした環境音も用いられていて、非常に風景的、Ambient。

Pianoの抒情的な旋律から始まるM-3も、この導入からして、冬の物悲しいイメージに実にマッチしている。ビートが入ってもなお、そのファンタジックな世界観は崩れることなく、ロマンチックとは違うけれど、誰にでもひとつはあるような、切ない思い出を、くすぐり続ける。終盤のアタックの強いビートは余計かなあと思ったりもしますが、それもひとつの演出でしょうか。

クライマックスは先にも書いたM-4だろうと思います。風に揺れる乾いたベルの音と、雪を踏みしめる足音から景色が始まり、ひときわ包容力のある空間はひたすらにシネマティック。ストリングスも交えての、中盤からの急展開はドラマチックで。それはスリリングですらあって、(ちょうどジャケットイメージのように)雪景色の中で失くしものを探す二人、いや一人と一匹の切迫した心中に思いが及び、果たして彼らは安心を手に入れられたのだろうかと、いささかの心配すらしてしまう。

そんな冬の物悲しさ(ときには厳しさ)を表した今作を聴くのであれば、まさに、今、このタイミングでしょう。よい作品だと思います。ちなみにaethoroの初シングルは2015年の11月に出た‘Adrift’ですが、これもまた冬らしさを湛えつつも、今作とは異なる2step/garageサウンドだったりするので、また次回は違う引き出しを開けて見せてくれるのではないかと、期待しております。



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