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カテゴリーアーカイブ: Jamendo

Ozzed – 8​-​bit Run ‘n Pun

 Ozzed - 8​-​bit Run 'n Pun

 – Tracklist –
 01. Introjiuce
 02. Failien Funk
 03. Stroll ‘n Roll
 04. Shell Shock Shake
 05. I’m a Fighter
 06. Going Down Tune
 07. Cloud Crash
 08. Filaments and Voids
 09. Bonus Rage
 10. It’s not My Ship
 11. Perihelium
 12. Shingle Tingle
 13. Just a Minuet



 - 04. Shell Shock Shake


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 Release Date : 2015.11.18
 Label : Not On Label

 Keywords : Chiptune, NES, Soundtrack, VGM.


 Related Links :
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Ozzedは、スウェーデンのChiptuneプロデューサ。現時点でもっとも新しい作品が、この“8​-​bit Run ‘n Pun”になります。2013年くらいからですかね、少しずつトラックを公開していって、2015年末に完成しています。

Chiptuneというのは、架空のゲームのサウンドトラックを想定して作られることがままありますが、この作品もそうです。リリースページに詳しい記述がありますが、16才の不良少年、TerryとBobbyの二人が地球を侵略してきたエイリアンに嫌々ながらも立ち向かう、というのがストーリーになっているようです。ゲームは実在しないわけですが、ジャケットイメージから察するに、横スクロール―ベルトスクロールのアクションゲームといったところでしょうか。今ではすっかり少なくなりましたが、ファミコン時代は多くありましたね(いちいち書きませんよ)。各トラックがどんなシーンをイメージしているかも詳細に書かれていますし、さらにはTerryとBobby二人の顔写真まで用意しているので、ここは是非、ゲームもミニサイズで構わないから、作ってほしかったところ(誰かお願いします)。

と、ここで思い出したのが、アメリカのChiptuneプロデューサ、Jay Tholenの作品“Epidemic”。これは70年代のホラー映画のサウンドトラックが持っていたバイブを、Chipsoundで表現しようと試みた傑作で、ゾンビによる世の終末をテーマにしていました。そしてこれには作品をプロモートする目的で作られたミニゲームがあったのです!(もちろん作中の音楽が使われています。そしてクソがつくほど難しいです。あとMacではプレイできません)。あの作品も、もう2008年だったんだなあと、しばし懐かしんだのですが、調べたら2012年に“Epidemic Deluxe”として新たな編集を加え、リイシューされていました。興味のある人は今すぐ飛べ!

と、何を紹介したくて書いているのか分からなくなってきましたね(スイマセン)。ファミトラッカーを用いて作られた今作は、非常にシンプル。少ない音色と音数で、上記ストーリーの世界を巧みに描いています。ダウンタウンというよりは、アーバンなエリアというか、全体的に洗練というよりは粗野のイメージ(ワルな二人が活躍するBGMにはピッタリだ)。街の中心からはちょっとズレたところで人知れず行われるバトル、みたいなちょっと孤高のイメージもあり(でも宇宙船バンバン飛んでる感じだしそんな人知れずではないだろう)。空を飛び、エイリアンの宇宙船を盗み(ハリウッド映画みたいだね)、操縦室でついにエイリアンと対峙するTerryとBobby。彼らは果たして地球を救えるのか!? 気になる方は今作を聴きながら、リリースページのストーリーをお読みください。トラック自体もぜんぜんカラリとしていてネガティヴな要素というのは皆無に等しいのですが、そのストーリーも何だかピースフルな終わり方で、ホッコリしてしまいました(まあ実際侵略の跡ってのはあるわけだけれど、そこは映画的っていうか、ね)。突き抜けた何かっていうのはないかもしれませんが、間違いなくChiptuneというやつの良いところが封じ込められていますので、気になる方は是非耳を傾けてみてください。古き良き、という言葉は私あまり好きではないのですが、ここにはそれを当てはめたいです。あ、あと、Ozzedには過去作も複数ありますんで、そちらもどうぞ。

余談。私がブラックミュージックにどうしても反応できないように、Chip musicにも反応できない人がいるのでしょう。そう思います。その逆に、ということでもないんですが、私はChip musicには原体験的な何かがあるのでしょうか、ついつい耳が反応してしまう(そしてそういう人も多くいるでしょう。それはChip musicが常に安定した人気を保っていることからも分かる)。こういう、ある種の音楽に反応できるかできないかの話ってのは、突き詰めれば脳のお話というか脳科学の話になってしまうのかなあ。所詮は脳内で起こる何かのやり取りとそれを発生させる何か、というような話になった場合、そのブラックボックスが暴かれたとき、またひとつ人間は冷めていくのでしょう。でも、それはそれで新しい音楽が幕あけるのかもしれないけれど。と、完全に余談。


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(CC) by – sa 3.0


About the Tunes :

Terry Cloth and Bobby Pin are two 16-year-old friends who go to ”Lezgeht High”. They are bored with school and more interested in fighting with the other kids and smoking pot. One day aliens invade the city and Terry and Bobby become unwilling heroes who set out to save their skin. But are they taking their mission seriously? Also, please not that violence, pot smoking, gaming or rude jokes are not encouraged or reccomended Before we start, here’s some artwork to get you in the mood!

Headshot of Terry :

Headshot of Bobby :




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