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カテゴリーアーカイブ: Hujan! Rekords

Asphoria – Syabidap [Hujan031]

 Asphoria - Syabidap [Hujan031]

 – Tracklist –
 01. Syabidap (Original Mix)
 02. Syabidap (Floopers Boy Remix)
 03. Syabidap (Various Flames Remix)
 04. Syabidap (Maspey Remix)
 05. Syabidap (Ms. Luluby Remix)



 - 01. Syabidap (Original Mix)


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 Release Page :
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 Release Date : 2014.04.24
 Label : Hujan! Rekords

 Keywords : Alternative, Electronic, Emo, Indie, Pop, Rock, Remix.


 Related Links :
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インドネシアはボゴール基盤のネットレーベル、Hujan! Rekordsより。Asphoriaの新作がフリーで公開されています。以前に紹介したときは3人組でしたが、2012年に4人組へ、現在のメンバーは、Maulana Rau (vocals, bass, acoustic guitar)、Fauzan “Fanfan” Alfansuri (vocals, guitars, samples)、Aria Andriyadi (keyboards, piano, guitars)、Irfan Rau (drums, guitar)。ドラマーが増えた形ですが、このIrfanは、ヴォーカルをつとめるMaulanaの兄弟のようです。

Note About Life(2011)や、Eschatology(2012)といった傑作をリリースしてきた彼らですが、今回のシングルもまたすばらしい。タイトルを見るとわかるように、M-2~5はタイトルトラックのリミックス! いいですねー。個人的にはこういう、バンドの作品に収められるリミックスというやつが大好きなので(なぜならそこには少なからずバンドサウンドとは違う部分で、バンドの音楽的意向が反映されるだろうからです。バンドの外にリミックスをゆだねたとしても)、興味津々で聴かせていただきました。

まず、M-2の‘Floopers Boy Remix’。これは一番今様な感じがします。4つ打ちのハウスなリズムにトランシーなシンセを絡めたエレクトロ・ポップな仕上がり。シンプルなトランス調にはなっていなくて、ドリーミィなシンセも重ねて使うことで、ChillWave~DreamWaveのような聴き心地もあり。さらにそこに、オリジナルにある焦燥的な歌唱やハイトーンのコーラスをエディットしてリピートさせることで、もともとのエモーショナルな部分も維持されていて、これは好リミックスかと思います。

次の‘Various Flames Remix’も冒頭のカッツリしたドラミングが意表を突きます。面白い出だし。そこに絡むのはやっぱりオリジナルのコーラスだったりトランシーなシンセだったりで、M-2のあとだと、残念かな、ちょっとインパクトに欠けてしまうのが事実。冒頭や中盤のあのドラムで引っ張ってもよかったのかもしれません(偉そう)。続く‘Maspey Remix’は、オリジナルからのキーボードやギターを取り入れつつも、アッパーなトランスになっていて、これでM-2~4までいずれもトランスが絡んだリミックスということになります。なぜなんでしょうコレは。やっぱりオリジナルの高音コーラス部分が特徴的だし、そこをリミックスに生かすことを考えれば、こういう形になる、ということなんでしょうか。別にミスマッチとかいうことじゃないんですが、ここまで傾向が重なるのも、ちょっと不思議ですね。

M-5のリミキサーだけネット・スペースを所有していないようで、調べても何も出てこない(と思う)んですが、リミックス自体もミステリアスです。オリジナルから抜き出したコーラス部分だけを変調させて、チャイルディッシュな響きにした上で、およそ1分半、それを延々流すという。遊び心、あるいは挑戦的な姿勢が見え隠れする、オモシロリミックスです。こういうオリジナルをぶっ壊したものがもっとあると、作品全体の印象も変わったかもしれません(でもバランスが崩れてしまいますね。主役が‘Syabidap’でなくてはいけませんから)。

さて、オリジナルの‘Syabidap’は、Asphoria節がさく裂の、エモーショナルでPOPなインディー・ロック。鍵盤を生かしたドラマチックな出だしからハートをわしづかみ。切ないメロディにEmoを経由した蒼い歌唱(焦燥的で何かを願うようでロマンチックでもある)。キーボードを使ったさりげない空間作り。その中で上り詰めるギターはPost-Rock的で、リスナーの心を高みに導いていく。さわやかな風のように吹き抜けるそのサウンドイメージは、重さとは切り離されていて(ギターにも過剰なディストーションは聞き取れない)、彼らの主眼がメロディ、歌を聴かせること、そしてPOPであること―そこにあることが分かります。いいなあ。好きだなあ。好きです。と、こんな思春期みたいな言葉を書かせてしまうのが、彼らの曲の力なんでしょう。ね。

ちなみにダウンロードするとついてくるpdfファイルには、印刷用のCDスリーブ、レーベル面も含まれています。音源をCDに焼いて、印刷したレーベル面を貼り、スリーブに入れるのもオツです。プレゼントによいかもしれませんね! インディー・ポップ/ロックファンに是非。


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INFO :

“Syabidap”
Written by Asphoria
Musics by Asphoria
Recorded & Mixed by Riandi Priantoro
Mastered by Fauzan Alfansuri
Artwork by Fauzan Alfansuri
Liner Notes by Rheza Ardiansyah



Syabidap Remixed by :

Floopers Boy
Rizky Anjasmara
Serang, Indonesia
Twitter : @anjazz_asmara
soundcloud.com/floopersboy

Various Flames
Fauzan Alfansuri
Bogor, Indonesia
soundcloud.com/variousflames

Maspey
Joan Fransisco Satriano
Bogor, Indonesia
@mas_peyang
soundcloud.com/peyangfl

Ms. Luluby
Lúlía Mínervudóttir
Reykjavík, Iceland
lulu@projekt.is



(CC) by - nc - sa 4.0



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